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長谷川博己:「聴く人に寄り添えるような存在でいられたら」 展覧会「ピカソとその時代」で音声ガイドに

 俳優の長谷川博己さんが、10月8日から国立西洋美術館(東京都台東区)で開催される展覧会「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」の音声ガイドのナレーションを務める。収録を終え「音声ガイドのナビゲーターとして、聴く人に寄り添えるような存在でいられたらいいな、と思い表現しました」とコメントしている。

 同展では、日本初公開のピカソの作品35点を展示する。幼い頃から建築やアートに親しんできたという長谷川さんは、「今回の展覧会では、パブロ・ピカソの作品が時代によって変化していく過程が見られるのが、私自身とても興味があります」と期待を寄せている。

 展示作品「緑色のマニキュアをつけたドラ・マール」について、「物憂げな『なにか』を感じさせる瞳をしています。可愛らしくもあり、美しくもある。彼女の躍動感が伝わってくるので見ていて楽しくなります。一度や二度見ただけではわからないような、何度も見たくなる作品です」と魅力を語った。

 同展は、ドイツ生まれの美術商ハインツ・ベルクグリューンのコレクションを収蔵するベルリン国立ベルクグリューン美術館から、20世紀の巨匠の作品を97点、展示する。76点が日本初公開。2023年1月22日まで。長谷川さんによる音声ガイドの解説時間は約30分。貸出料は600円。「音声ガイド付きチケット」(2200円)もある。

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