メンズノンノ：新専属モデルに3人選出　神奈川在住の17歳・中谷光希さんら　先輩・宮沢氷魚がエール

　男性ファッション誌「MEN’S NON-NO（メンズノンノ）」（集英社）の新専属モデルを決める「第37回メンズノンノモデルオーディション」の結果発表がこのほど、同誌のインスタライブで行われた。応募総数2174通の中から、神奈川県在住の中谷光希（なかたに・こうき）さん（17）、沖縄県在住の中塚凌空（なかつか・りく）さん（19）、千葉県在住の鈴々木響（すずき・ひびき）さん（19）の3人が選ばれた。

　中谷さんは2005年9月2日生まれ。身長180センチ。「合格の連絡をもらったときはびっくりした気持ちと夢が一つかなってすごくうれしい気持ちが同時にありました。僕を選んでくださった方々に感謝しています。投票や応援をしてくださった皆さんありがとうございました！」とコメント。

　さらに「今回のオーディションに参加して心から良かったと思います。なにより自分の大好きな洋服に関われることや皆さんにファッションの魅力を伝えることができると思うと本当に本当に幸せです。これからは、メンズノンノモデルとしていろんなことに挑戦していきたいと思います。よろしくお願いします」と語った。

　中塚さんは2003年8月8日生まれ。身長180センチ。「合格と聞いた瞬間、不安だった思いや緊張感が一気に解き放たれ、うれしさのあまり自分でも驚くほど大号泣しました。本当にホッとしました」と喜びを語った。

　また、「雑誌を通じてずっと見ていたモデルさんやスタッフさんと一緒にお仕事ができるなんて本当にちむどんどん（沖縄のことばで胸が高鳴る様子）が止まりません！」とNHK連続テレビ小説のタイトルを用いてコメント。

　「『専属モデル』という大きな肩書は、たくさんの方の思いを背負っているものだと思います。その肩書に見合ったモデルになれるよう、中塚凌空という存在が多くの方の目標や憧れになれるよう、このスタートラインから全力で駆け抜けます」と話した。

　鈴々木さんは読者投票1位を獲得し、「読者賞」を受賞した。2003年1月6日生まれ。身長186センチ。「受賞の連絡を受けた際は本当にうれしく、夢の中にいるような気持ちとともに、安心感がとてもありました」と振り返り、「時には得票数が伸び悩んだりすることもありましたが、ファンの方々、友人、家族、そしてマネジャー、たくさんの方たちに支えられて今回この賞をいただく事ができ、とても光栄に思っています。これからはメンズノンノモデルとして、誰かの憧れの存在になれるように頑張っていきたいと思うので、皆さんこれからも応援よろしくお願いします！」とコメントした。

　「MEN 'S NON-NO」のモデルは、人気モデルや俳優への登竜門ともいわれ、これまでに阿部寛さん、田辺誠一さん、谷原章介さん、東出昌大さん、坂口健太郎さんらを輩出している。今年は、郵送とウェブ応募に加え、SNSでも応募を受け付けた。

　同誌の専属モデルで、俳優の宮沢氷魚さんは、受賞者に向けて「メンズノンノは何もなかった自分を作り上げてくれた特別な場所です。オーディションに受かった時の喜び、感謝の思いは今も強く持っています。新人モデルたちには自由に、思うがままに撮影に挑んでほしいです。先輩方やカメラマン、スタイリスト、ヘアメーク、編集者、スタジオスタッフの皆さんをリスペクトし、盗めるものはどんどん自分のものにしてほしいです。これからの活躍を楽しみにしています」と、3人にメッセージを送った。