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中森明菜:「少女A」「飾りじゃないのよ涙は」を収録 初期シングルのベストアルバムが12月に発売 書籍も同時発売

 歌手の中森明菜さんのデビュー40周年を記念したベストアルバム「Singles~1981-85 中森明菜11 Great Hit Singles +6 by Yuzo Shimada」が12月21日に発売されることが10月24日、明らかになった。1982年5月発売のデビュー曲「スローモーション」から、1985年3月発売の11枚目のシングル「ミ・アモーレ[Meu amor e…]」までシングル11曲と、この間に発売した6枚のアルバムから各1曲ずつ、全17曲を収録する。

 同日、書籍「オマージュ〈賛歌〉to 中森明菜」も発売される。同書はオーディション番組「スター誕生!」で中森さんをスカウトし、初代ディレクターとプロデューサーを務めた島田雄三さんや、当時の楽曲制作陣の証言秘話で構成し、同ベストアルバムと“完全連動”するという。アルバムタイトルにある「1981」は、島田さんが中森さんと出会った年を意味している。

 島田さんは「『アルバムの売れるアーティストにしたい』とのコンセプトを背景に、幅広い楽曲づくりを目指していました。そのことがアイドルにはないジャンルの広がり、ユーザーの拡大につながり、それがアルバム成功の大きな要素となり、またアルバムという受け皿をつくったことによってあまたの楽曲のチャレンジも可能となった」と当時を振り返ってコメントしている。

 さらに、「改めて楽曲を聴き直してみたところ、忘れていたことを思い出したり、その時々の明菜の姿がよみがえったりと自分でもビックリする発見がありました。一曲一曲をその時代の状況を踏まえ、本人の成長やシングルとして絞り込んでゆく過程などを深掘りすることで、新たな気づきや発見があるやもしれないと考えています」と語っている。

 また、ワーナーイヤーズ・全アルバム復刻シリーズ第3弾として、アルバム3作品も同時リリース。アルバム未収録曲のボーナス・トラックも収録される。

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