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SixTONES松村北斗:声優初挑戦で新たな“生き方のルート”を発見 「いまの自分のままで生きていける」

 人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さんが10月25日、東京都内で、新海誠監督の約3年ぶりとなる新作劇場版アニメ「すずめの戸締まり」(11月11日公開)の完成報告会見に出席した。今回、声優に挑戦するのが初めてだった松村さんは、アフレコ経験を通じて「誰かに甘えたり頼ったり、強みを借りたりすることで、いまの自分のままで生きていける」と感じたことを明かした。

 現在27歳の松村さんは、「若いといえば若いけど、もうすっかり大人。年々、自分一人で戦えるものを身につけたいし、人に頼ることや誰かのおかげでということをなくさなきゃいけないと思っていた。アフレコ期間中にすべてを一度(監督に)ゆだねて、全力で立ち回ることで、新たな“生き方のルート”を見つけられた。それまで、次の日にやってくる仕事がどこか怖いものだったが、(アフレコを通じて)明日が来るのが楽しくなってきた」と話した。

 この日の前日に完成した作品を見て、アフレコで自身が感じたこととリンクしたといい、「いまの自分のまま、明日を生きていく楽しみをもらいました」と語った。

 「すずめの戸締まり」は、「君の名は。」(2016年)、「天気の子」(2019年)で知られる新海監督の新作。日本各地の廃虚を舞台に、災いのもととなる“扉”を閉める旅をする少女・すずめの解放と成長を描く。女優の原菜乃華さんがすずめ、松村さんが“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする“閉じ師”の宗像草太をそれぞれ演じる。

 この日は、原さん、染谷将太さん、伊藤沙莉さん、花瀬琴音さん、音楽を共作した「RADWIMPS」の野田洋次郎さんと作曲家の陣内一真さん、新海監督も出席した。

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