来年1月スタートの連続ドラマ「100万回 言えばよかった」に出演する(左から)佐藤健さん、井上真央さん、松山ケンイチさん(C)TBS
女優の井上真央さんが主演を務めるTBSの連続ドラマ「100万回言えばよかった」が来年1月から放送されることが11月17日、明らかになった。また佐藤健さん、松山ケンイチさんが出演することも発表された。3人が連ドラで共演するのは初めて。井上さんは同作について「大切な人を思えるような作品」と語っている。
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井上さん演じる相馬悠依(そうま・ゆい)と、佐藤さん演じる鳥野直木(とりの・なおき)は幼なじみだったが、大人になってから偶然再会し、改めてお互いを運命の相手だと確信する。しかし悠依にプロポーズしようと心に決めた矢先、直木は不可解な事件に巻き込まれ突然、悠依の前から姿を消してしまう。
実は直木は、自分が死んだとわからないまま魂となって現世をさまよい続けていた。直木の前に現れたのは、直木の存在を唯一、認識できる刑事の魚住譲(うおずみ・ゆずる、松山さん)。直木は譲に、自分の言葉を悠依に伝えてほしいと頼む……というストーリー。
数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも奇跡を起こそうとする3人の姿を描く。「きのう何食べた?」(テレビ東京)やNHK朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」などを手がけた脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作。井上さんが同局の連続ドラマに主演するのは「花より男子2(リターンズ)」以来16年ぶり。
井上さんは「生きること、死ぬこと、愛することや人を思うこと……いろいろなテーマが詰まったドラマだと思います。佐藤さん、松山さんとの3人での共演は初めてですが、掛け合いのシーンもおもしろく大切な人を思えるような作品です。オリジナルドラマなので、どのような展開になっていくのか、私自身も楽しみながら演じたいと思います」とコメント。
「悠依にとって、大切な存在である直木が突然目の前から姿を消してしまいますが、直木を一途に思う姿や信じようとする姿はとてもピュアです。すてきな作品にしますので、ぜひご覧ください」と呼びかけている。
番組の磯山晶プロデューサーは作品について「『大切な相手には大切だってことを今! 伝えよう』がメッセージ」と説明。脚本の安達さんは「ド直球に愛を伝えるお話はすてきだなと素直に感じました。この感覚は、もしかしたら年齢にかかわらず多くの方に共感していただけるのではないかと、ここ数年の世情も相まって強く考えるようになりました」とし、「大人だからこそ懸命に、愛を伝えようとする人々を描いてみたいと思っています」と話している。
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