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「カゼルタの王宮と水道橋~18世紀ヨーロッパ最大の王宮~」の一場面=TBS提供
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「カゼルタの王宮と水道橋~18世紀ヨーロッパ最大の王宮~」の一場面=TBS提供

世界遺産:壮大なスケールを持つイタリア・カゼルタの王宮 部屋数1200室の巨大宮殿にはエレベーターも

 女優の杏さんがナレーションを務めるTBSのドキュメンタリー番組「世界遺産」(日曜午後6時)。2月12日は「カゼルタの王宮と水道橋~18世紀ヨーロッパ最大の王宮~」と題し、イタリアのナポリ郊外にあるカゼルタの王宮を紹介する。

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 ナポリ王が18世紀に、フランスのベルサイユ宮殿を超えることを目標として建てた宮殿で、王宮と庭園、庭園のために作られた水道橋などが残っている。

 奥行きが3キロある壮大な庭園には、人工の広大な水路があり、庭園の一番奥には水路に水を注ぐための高さ83メートルの人工の滝がある。この水の庭園のために、40キロ離れた山から水道を作り水を運んだ。その水道の途中にある石造りの水道橋は、高さ55メートル、長さ530メートルで、18世紀ヨーロッパで最大の大きさを誇る。

 また、部屋数が1200室もある巨大な宮殿は、幅247メートル、奥行き184メートルの大きさで、1752年から30年がかりで完成した。エントランスのホールには最高級の大理石が使われ、人力で昇降するエレベーターも設置されている。

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