荻野目洋子：「音楽が聴こえてきそう」　京都・東福寺の最高傑作　「八相の庭」「五百羅漢図」の誕生物語に迫る　「新美の巨人たち」で

　歌手の荻野目洋子さんが、テレビ東京の番組「新美の巨人たち」（土曜午後10時）の4月15日放送回に出演する。同日の放送では、京都最大級の禅寺・東福寺を取り上げ、2人の天才アーティストの最高傑作に迫る。予告動画には、庭を見つめながら「音楽が聴こえてきそう」と感動する荻野目さんの様子が映し出される。

　昭和の名作庭家・重森三玲の「八相の庭」は、日本庭園を調べ尽くし、そのエッセンスを注入して作り上げた究極のモダン庭園。市松模様を配した庭は、今見ても斬新な美をたたえている。

　さらに、東福寺の美術監督とも言われた室町時代の絵仏師・明兆（みんちょう）の傑作「五百羅漢図」が14年ぶりに修復を終えて公開された。伝説の絵師が残した鮮やかな色彩、羅漢たちの迫力ある描写の誕生物語が明かされる。