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マスクの着用制限が緩和され、いざ、マスクなしで出掛けようと考えたとき、「久しぶりに鏡をじっくり見たら、口元がたるんでいた」「フェースラインがゆるくなった気がする……」など、悩みに直面した人もいるのでは。ゴールデンウイークは素顔で出掛けたい、そんな願いをかなえるべく、短期間でケアするための「顔の筋トレ」を資生堂PRの濱田実佑さんに聞いた。
◇気になる口元とフェースラインをケア マッサージ&エクササイズ
短期間で効果がわかりやすいのは、日々のお手入れにマッサージを取り入れ、「顔の筋トレ」をすることだという。特に口元のたるみやフェースラインに効果的なマッサージと、表情筋を鍛えるエクササイズを紹介する。
<リズムテンポマッサージ>
フェースクリームで行う。顔全体の血液の循環をよくすることで、新陳代謝を促し、肌の働きを良好に保つためのマッサージ。
(1)クリームはパール粒2個分を目安に手に取り、顔全体に広げる。
(2)頬を持ち上げるように顔の内側から外側へ大きな円を描く。8回繰り返す。(イラストA)
(3)あごの先から口角を引き上げる。4回繰り返す。(イラストB)
(4)額を引き上げるようにして顔の内側から外側へ大きく円を描く。2回繰り返す。 目の周りはやさしく円を描く。1回。 最後にこめかみを押す。(イラストC)
(5)(2)~(4)を1セットとして、6回程度繰り返す。クリームがなじみきったら終了。
<口元マッサージ>
美容液やフェースクリームなどで行う。使用量は、適正使用量の約2倍。心地よく、“痛気持ちいい”強さで行う。
(1)中指でほうれい線の終わりから小鼻に向かってすり上げる。6回繰り返す。(イラストD)
(2)小鼻の脇から眉間(みけん)に向かってすり上げる。6回繰り返す。(イラストD)
(3)親指以外の4本の指をそろえて人さし指をほうれい線に合わせる(ヤッホーの形)。 ほうれい線を横に伸ばすようにして、手のひらに頬全体にフィットさせ、斜め上に向かって、目がつり上がるくらいまで引き上げる。6回繰り返す。(イラストE)
<フェースラインマッサージ>
美容液やクリームの量は口元マッサージと同様。
(1)親指の水かき部分をあご先に合わせ、親指であご先から耳の下に向かってフェースラインの下(脂肪のつきやすいところ)をすり上げる。6回繰り返す。(イラストF)
(2)親指以外の4本指全体をフィットさせ、エラの部分からこめかみまで持ち上げる。6回繰り返す。(イラストG)
<口元エクササイズ>
(1)ふくらましのポーズ 頬を大きくパンパンに膨らませて、10秒間キープする。(イラストH)
(2)へこませのポーズ 口の中に頬を強く吸い込み、10秒間キープする。(イラストI)
(3)笑顔のポーズ 口角を強く横に引き、10秒間キープする。(イラストJ)
(4)右頬伸ばしのポーズ 唇を左に引き。右の頬を強く伸ばして、10秒間キープする。(イラストK)
(5)左頬伸ばしのポーズ 唇を右に引き。左の頬を強く伸ばして、10秒間キープする。(イラストL)
<フェースラインエクササイズ>
(1)首伸ばしのポーズ1 口を閉じたまま、顔を上に向け、首を伸ばして、10秒間キープする。(イラストM)
(2)首伸ばしのポーズ2 顔を上に向けたまま、唇をすぼめて上に突き出し、10秒間キープする。(イラストN)
◇平滑筋にもアプローチするアイテムも登場 食事でインナーケアも
肌がたるんだ状態は肌にハリがない、「下がった」気がする、フェースラインがあいまいになっている、毛穴が広がっている……とさまざま。原因も、加齢、紫外線、ホルモンバランス、表情筋の筋力の低下、マスクによる摩擦など、多岐にわたるという。
濱田さんは「基本の化粧水、乳液のほか、リフトアップ効果が期待できるクリーム、毛穴を引き締める収れん化粧水、紫外線対策の日焼け止めなど、スキンケアをしっかりすることが大切。そのうえで、マッサージや食事面など、プラスアルファのケアが効果的です」と言う。
マッサージローラー付きの美容液は、表情筋だけでなく自分の意思では動かすことができない“平滑筋”にもアプローチできるという。濱田さんは、「美容液を塗るためにローラーを使ってマッサージができてしまうので、便利なアイテム」と話す。
「肌の新陳代謝や保湿にいいと考えられている、たんぱく質、コラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミンC、イソフラボンなどが含まれた食べ物を食べて、インナーからのケアも大切です」
外出の機会を存分に楽しめるように、短期間で気になる部分をケアしたい。