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演歌歌手の牧村三枝子さんが、5月10日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)に出演する。牧村さんは乳がんで両胸を全摘出したこと、静岡に移住したことを初告白する。
昨年デビュー50周年を迎えた牧村さんは、番組で波瀾(はらん)万丈だったという人生を振り返る。
北海道の炭鉱町出身で、両親に家を建てたいという夢をかなえようと、中学卒業後15歳で上京。歌手になろうと受けたオーディションは、その日の天候が“嵐”だったために合格したと話す。
デビュー曲以来、ヒット曲に恵まれなかったが、名曲「みちづれ」を歌うことになった経緯を話す。また順調に歌手生活を送り、両親に家を建てる夢もかなえたが、肝硬変で一時は死を覚悟したときもあったと語る。
昨年、終の棲家(ついのすみか)を求め東京から静岡に移住。10年前には乳がんで両胸を全摘出した。乳がんについては誰にも話さないつもりだったが、「徹子の部屋」で話をしようと思ったのは、ある夢をかなえるためだったと明かす。