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岡本知高:東京五輪の閉会式で独唱した歌手 母親と一緒に歌った故郷の高知へ 「アナザースカイ」出演

 東京五輪の閉会式で「オリンピック賛歌」を独唱したソプラノ歌手の岡本知高さんが、日本テレビの紀行バラエティー番組「Google Pixel presents ANOTHER SKYアナザースカイ)」(金曜午後11時)の5月26日放送回に出演する。岡本さんは、豊かで色鮮やかな自然の景色を眺めながら、季節や場所に合った歌を母親と一緒に歌っていたという故郷の高知を訪れる。

 岡本さんは、生まれながらにして女性ソプラノの音域を持つ、世界的にも稀有(けう)な歌手。幼い頃は、股関節の病気「ペルテス病」を患っていて、小学4年まで特別支援学校で過ごした。症状が寛解してからは家族と一緒に暮らせるようになったという。

 故郷を離れてから30年。高知で過ごした時間は、すべてが歌につながっていたといい、喜びだけでなく、悲しみも苦しみも含めて、いろいろな感情が歌うには必要不可欠だと話す。高知には自分の根っこが埋まっていて、栄養は今でもこの場所からもらっていると語る岡本さんの姿を追う。

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