橋本環奈：キスシーンへの悶絶の声に「よかった」　連ドラ「王様に捧ぐ薬指」の反響に喜び

　俳優の橋本環奈さんがこのほど、国立代々木競技場第1体育館（東京都渋谷区）で開催された大型ファッション＆音楽イベント「Rakuten GirlsAward（ガールズアワード） 2023 SPRING／SUMMER」に出演し、イベントの合間に取材に応じた。主演を務める連続ドラマ「王様に捧（ささ）ぐ薬指」（TBS系、火曜午後10時）で見せたキスシーンの裏話や、普段のファッションなどを聞いた。

　◇キスシーンが大反響　劇中でもリアルでも大バズり

　ドラマで、人気グループ「Hey！ Say！ JUMP」の山田涼介さん演じる“ツンデレ御曹司”東郷と契約結婚する“ド貧乏シンデレラ”の綾華を演じている橋本さん。中でも綾華と東郷が2回キスする展開だった第3話では、うるうるとした瞳で東郷を見つめる綾華が「可愛すぎ」と話題を集めた。

　橋本さんは「ファンの方のツイートを見ると『ドラマを楽しく見ていますとかファッションをまねしたい』とか言ってくださっていて、キュンキュンしてくださる方が多くて、うれしい」とにっこり。

　さらに「3話のキスシーンは、罵り合い、言い合っていた東郷と綾華の関係が変わるかも……と思うシーンだったと思うので、みなさんに悶絶していただいてよかった」と反響を喜ぶ。

　劇中では2人がキスをした動画が“バズる”という設定。劇中だけでなく視聴者も盛り上がったことから橋本さんは「あのシーンを見た視聴者の方がめちゃくちゃツイートしていたので、リアルでもバズっていました。劇中とリアル、両方で話題になってくれたようで！」と語った。

　◇自分の機嫌は自分でとって、素直に生きる

　東郷が結婚式場を運営する会社の社長でもあることから、橋本さんは劇中でたびたびウエディングドレス姿を披露する。ガールズアワードにもウエディングドレス姿で登場し、ランウエーを歩いた。

　普段のファッションについて聞くと、自宅と撮影現場の往復になるときは「だんだんリラックスできる服装になってくる」と苦笑い。「基本は、パンツスタイルが多いです。ワンピースとかロングスカートも多いけど、基本はパンツスタイルにスニーカーで、動きやすさ重視です」と明かした。

　普段からあまりストレスを溜めこまないタイプ。友人と好きなサウナや温泉に行ってリラックスすることもあるという。

　「友達と温泉に行ったり……。ドラマで共演している若月佑美とも温泉の計画を立てていて。この前も“朝活”でサウナに行きました。超気持ちよくて、めちゃくちゃ“整い”ました！」

　そう笑う橋本さんが大切にしているのは「よく食べて、よく寝て、よく笑う」こと。

　「それが一番の健康だと思います。やっぱり精神的に安定していないと、体に不調が現れてしまうので、まず情緒を安定させる。楽しいと思ったら『楽しい』、大変な時は『大変』と言っちゃう。自分の機嫌は自分でとって、素直に生きることを普段から意識しています」

　＜プロフィル＞

　はしもと・かんな　1999年生まれ、福岡県出身。2015年に「第26回日本ジュエリーベストドレッサー賞」を最年少で受賞。角川映画40周年記念作品「セーラー服と機関銃 -卒業-」（2016）で映画初主演を務める。以降、多数の映画、ドラマに出演。