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俳優の森川葵さんが初めての写真集「Ebipilaf(エビピラフ)」(SDP)を28歳の誕生日となった6月17日に発売した。2010年にモデルとしてデビューし、キャリア13年目にして初めての写真集で、“最初で最後”と銘打たれている。大胆にお尻を出した写真が気に入っているといい、「“可愛い”を求めていった結果、めちゃめちゃ露出度が高くなっちゃった」と笑顔を見せる森川さんに、写真集への思いなどを聞いた。
◇「全部出しちゃえ」 二度とないつもりで最高の写真集に
これまではあまり写真集を出すことの必要性を感じられなかったという森川さん。近しいスタッフのある言葉で心境が変化した。
「スタイリストさんが『写真集を出したり、水着になったりするなら、今がいいかもね』みたいなことを、ぼそっと言ってくれたんです。それまで考えたこともなかったけど、『1回ぐらい出してみてもいいかな』という気持ちが湧いたんです」
写真集では水着や下着など露出の高い衣装も着こなし、美しいスタイルを披露した。その裏には、写真集は“最初で最後”という思いがあったという。
「せっかく出すからにはこの1冊に集中して、二度と出さないつもりで最高のものに仕上げよう、という意味を込めて『最初で最後』としました。すごく極端な人間なので、やるならもう全部出しちゃえと。Tバックも、すごく可愛いと思うので『ありなんじゃないかな』って。“可愛い”を求めていった結果、めちゃめちゃ露出度が高くなっちゃった、という感じです(笑い)」
ジムに通うなどのボディーメークは「飽き性」のためしたことがないといい、今回の撮影にあたっての体作りも自宅で行った。
「ふんわりして女性らしさもありながらきちんとウエストのラインはある、というふうにしたくて、YouTubeでストレッチや、家でできるエクササイズなどを調べました。それを見ながら、プランク60秒を1日3回とか、スクワットは必ず歯磨きしながら30回とか、小さな運動を積み重ねていった感じです」
◇プライベートの充実が目標 睡眠と日光を大切にする日々
写真集の発売日に28歳になった。20代のうちにしておきたいことを聞くと、「これまでは仕事が第一だったので、これからはもっと自分のプライベートな時間をしっかりと取って、したいことや好きなことを見つけながら、人生を豊かにしていけたら」とほほ笑む。
「これまでは、人生をどこか仕事に頼っているというか……仕事がなければ生きている意味がない、それぐらいの瞬間もあったけど、仕事がなくても生きている理由を探して、『これがしたいから、まだまだもっと楽しく健康でいなきゃいけない』という理由を見つけていきたい。趣味や特技をもっといろいろと見つけていきたいなと思います」
また、20代後半になって美容面を意識するようになった。特に重視しているのが肌のケアだ。
「やっぱり顔のしわ……たとえば笑った後のほうれい線が消えない、などが突然出てきて『うわ、これはちゃんとケアしなきゃ』と気づき、最近はいろいろな美容液を買ってみたり、クレンジングはやさしくなでるようにしたり、安くていいものをたくさん使って肌のケアをしたり、すごく気にするようになりました。それはかなりの変化ですね(笑い)」
健康面で意識しているのは「とにかくストレスを溜めないこと」。多忙な日々を送る中で、ストレスだらけの毎日にならないように心掛けている。中でも一番のストレス解消法は、眠ることだという。
「睡眠時間が長ければ長いほどスッキリするんです。だから、とにかくちゃんとした睡眠をとる。あとは、なるべく日の光を浴びられるタイミングで浴びておく。スタジオにこもりっぱなしになってしまうこともあるので、まず朝、家を出るとき、太陽の光を浴びながら伸びをして、『よし、私は太陽の光を浴びた。今日も頑張れる』って言い聞かせています」
<プロフィル>
もりかわ・あおい 1995年6月17日生まれ、愛知県出身。2010年、ティーン向け雑誌「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)の専属モデルとしてデビュー。近年は映画「天外者」、連続ドラマ「ナンバMG5」でヒロインを務め、「賭ケグルイ」シリーズではメーンキャストとして出演するなど活躍中している。
写真集「Ebipilaf」は、写真家のND CHOW(アンディ・チャオ)さんが撮影。昨年夏に横須賀や猿島で撮影された。B5判、112ページ。3300円。