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清原果耶:初めての宮藤官九郎脚本 言葉の柔らかさ感じるもせりふ少なく「もっと話したかった」

 俳優の清原果耶さんが6月22日、東京都内で行われた映画「1秒先の彼」(山下敦弘監督、7月7日公開)のプレミア舞台あいさつに出席した。本作は、宮藤官九郎さんが脚本を担当。宮藤さんの脚本は「初めて」という清原さんは「この映画の柔らかさ、心地よさは宮藤さんが紡ぐ言葉が端々にちりばめられているからと思いつつ、今回、私はせりふが少ない役だったので、もっと話したかった」と少し悔しそうに語った。

 清原さんとダブル主演を務めた岡田将生さんは、「宮藤さんとは何度かお仕事しているけど、宮藤さんの脚本は格段に面白い。今回もご一緒できて、本当によかった」とにっこり。また、映画「天然コケッコー」(2007年公開)以来となる山下監督とのタッグには「またこうして皆さんの前に監督と立てるのはうれしい。この仕事を続けてこられてよかった」と喜んだ。

 映画は、台湾映画「1秒先の彼女」のリメーク版。日本版では京都を舞台とし、何をするにも人より1秒早いハジメ(岡田さん)と1秒遅いレイカ(清原さん)の“消えた1日”を巡る物語が展開される。

 “テンポがズレている2人”だが、演じた岡田さんは「タイミングは合わないけど、それを合わせていくお芝居が楽しかった。すごくやりがいがあった。息が合っていないけど、妙にしっくりくる感覚があった」と手応えを語った。清原さんも「現場にいたときからお互いハジメくんとレイカちゃんだった。お互いのちょうどいい距離感で作品づくりができて、うれしい」と撮影を振り返った。

 また、撮影地となった京都での思い出を聞かれると、清原さんは「撮影終わりにちょっと急いで食べようかっていう感じだった。またゆったりと京都を楽しみたい」といい、共演した福室莉音さんと「一緒に焼き鳥を食べました」と紹介した。

 舞台あいさつには、福室さん、片山友希さん、しみけんさん、山下監督も登壇した。

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