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俳優の山口智子さんが7月19日、東京都内で行われた映画「春に散る」(瀬々敬久監督、8月25日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに出席した。山口さんは「スワロウテイル」(岩井俊二監督、1996年公開)以来、27年ぶりに実写映画に出演する。出演を決めた理由は「それはもちろん、浩市さんラブですから」と佐藤浩市さんと共演できることだと説明し、「すっごく尊敬しているし大好き。絶対ご一緒したかったので、すごく幸せでした」と語った。
映画は、ノンフィクション「深夜特急」3部作などで知られる沢木耕太郎さんの同名小説が原作。不公平な判定で負けてアメリカへ渡り、40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤さん)と、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜流星さん)が出会い、2人で世界チャンピオンを目指して“命を懸けた”戦いに挑んでいく……というストーリー。
山口さんが演じたのは、仁一がかつて所属していたジムの会長で、亡き父から会長の座を継いだ女性・真田令子。山口さんはボクシングのことを「なに一つわからず、ゼロ以下からの始まりだった。男たちはなぜボクシングに熱くなるのか、まったくわからなかった」と素直に打ち明けた。しかし、令子を通じて「ボクシングの世界が、命あるもの全部につながっていることに通じる話だと発見した」と語った。
また、横浜さん、橋本環奈さんといった若手俳優との共演については、「すごく力をいただきました。若い世代の方から教わることはいっぱいある」と刺激を受けた様子。横浜さんによるボクシングの試合シーンは「もう本物だもの。輝きが本物!」と絶賛していた。
舞台あいさつには、佐藤さん、横浜さん、橋本さん、瀬々監督が登壇した。登壇予定だった窪田正孝さんは、体調不良のため欠席した。