橋本環奈：管理栄養士を目指すギャル役で「明るい朝をお届けしたい」　2024年度後期の朝ドラヒロインに　大阪で会見

　俳優の橋本環奈さんが8月9日、2024年度後期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「おむすび」の主演に決定し、同日、NHK大阪放送局（大阪市中央区）で行われた制作発表会見に出席した。管理栄養士を目指す平成生まれのギャル、米田結（よねだ・ゆい）を演じる。橋本さんは「朝ドラヒロインらしく、ギャルなので明るく楽しく皆さんに元気のいい1日のスタートが切れるように、明るい朝をお届けしたい」と意気込みを語った。橋本さんがNHKのドラマに出演するのは初めて。

　ドラマは福岡・神戸・大阪を舞台にした、“食”がテーマのオリジナル作品。平成に元号が変わった最初の日に生まれた米田結は、自然豊かな福岡県糸島市で育ち、高校卒業後、神戸、大阪へと移り住み、栄養士の道を歩み始める。「おむすび」は、幼いころにつけられた結のあだ名だが、本人はあまり気に入っていないという設定。脚本は同局のドラマ「正直不動産」を手がけた根本ノンジさんが担当する。

　橋本さんは、今年に入ってからオファーを受けたといい、「本当にびっくりしました」とコメント。出身地が福岡であることから、「運命的なシンパシーも感じました」と話した。

　ギャルという役について聞かれると、「私、本当にギャル大好き」と言い、友達にもギャルの子がいますけど、考え方がとにかく明るくてポジティブで、前向きなイメージがありますね。自分だけじゃなくて、人も幸せにするような力が、すごくある。『仲間を大事にする』みたいなところもすてきだなと思うので、『自分のことも、仲間のことも大好き！』みたいな、愛のあるキャラクターになれたら」と語った。

　会見には根本さんも出席した。

　朝ドラは、神木隆之介さん主演の「らんまん」が放送中。2023年後期は趣里さんの「ブギウギ」、2024年度前期は伊藤沙莉さんの「虎に翼」が放送される。