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俳優の南野陽子さんが10月16日、東京都内で行われた、京都府舞鶴市のPRイベント「まいづるフェスタin丸の内」のオープニングイベントに登場。昨年から舞鶴市で米作りを始めた南野さんは、「お米が大好きでよく食べるけど、これだけ毎食おいしく食べるなら自分でも作ってみたいな、と友人たちに話していて。(友人が)『舞鶴の農家さんにお米を作っている人いるから作らせてもらおうか』と……」ときっかけを明かし、米作りへの思いを語った。
南野さんは、舞鶴市の東北部に位置する室牛地区で、音楽プロデューサーの宗本康兵さんらと米作りを開始。2年目となる今年は、5月に田植え、9月に稲刈りを行い、「会う人会う人、お友達になれるぐらい温かい人が多くて、どっぷりはまってしまった感じです」と楽しげにコメントした。
“土いじり”について、南野さんは「昔は苦手だったんです。公園の砂場に行っても砂かぶれを起こすぐらい苦手で、日差しも避けていた」としつつ、「年々、自然とか人との触れ合いというものが恋しくなるというか……。『日に焼けたら困る~』と帽子を深めにかぶって田植えするけど、最後は『もういいや!』っていう感じで(笑い)」と明かした。
さらに、南野さんは舞鶴の魅力について「景色や食べものもあるけど、まず人です」と即答し、人以外では「食べものです。おいしいものがたくさん」とにっこり。「行けば、絶対満足できる場所なんですよ。東京からだとちょっと遠いなと思うけど、行ってしまえば、初めての人でもふるさとに感じられるし、日本のおいしいものがいっぱい詰まっている」と熱く思いを語った。
「まいづるフェスタin丸の内」は、舞鶴市の食など魅力を発信する物産観光PRイベント。舞鶴産の農作物や特産品にスポットを当て、試食や試飲などを行う。16~18日の3日間、東京・丸の内の「KITTE」地下1階「東京シティアイ」で開催。オープニングイベントには舞鶴市の鴨田秋津市長も出席した。