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和田明日香:ベストジーニスト受賞で「喝を入れられたよう」 デニムと家族に作る料理の共通点も語る

 料理愛好家の平野レミさんの次男の妻で、料理家、食育インストラクターの和田明日香さんが、「最もジーンズが似合う有名人」を選ぶ「第40回ベストジーニスト2023」(日本ジーンズ協議会主催)の「協議会選出部門」で選出され、11月9日に東京都内で行われた授賞式に出席。最近、体形が変わってきたという和田さんは、「30本ぐらいジーンズを持っているんですけど、おなかがへこまなかったりお尻が大きくなったりして、入らなくなったんです。中学1年生の娘に譲って、履いてもらったり」と嘆きつつ、「似合わなくなっちゃう、と思っていたところに受賞の話があって『あきらめるな』と喝を入れられたような気持ち」と語った。

 さらに和田さんは、「ジーパンやデニムジャケットって年齢や体形に関わらず、堂々と着ている人が一番カッコいいと思う。それを(受賞で)思い出せました」とほほ笑み、「好きなものは好きと言い続けると誰かが見ていてくれて、こうやってすてきな賞をいただけることもあると思う。これからもおいしいものをいっぱい食べて、好きなお酒をいっぱい飲みつつ、でも堂々とジーパンを履いていられるように頑張りたいなと思います」と前向きに語った。

 この日はゆったりしたシルエットのジーンズで登場。和田さんは今年、セレクトショップ「SHIPS(シップス)」とコラボしてデニムジャケットとデニムパンツを販売しており、今日のジーンズもその時デニムを作った人の作品だと説明。また、「その方がおっしゃるには、デニムは破れたり汚したりしてもいい珍しいアイテムで、履き込んでいくことでどんどんフィットしていく、と。私が日々作っているご飯と共通するところがあるなと思った」と料理と結び付けた。「家族に作るご飯って毎日代わりばえしない似たようなおかずばかりだけど、作り続けることで、自分のやり方が見つかったり、自分だけの味が見つかったりする。デニムを履き続けて自分らしさが出るように、料理も作り続けることで自分や家族との思い出が育っていく」と考えを明かした。

 「一般選出部門」は俳優の菅田将暉さん、モデルでタレントの「みちょぱ」こと池田美優さんが共に2年連続で受賞。主催者が選ぶ「協議会選出部門」では、俳優の松重豊さん、女優の飯豊まりえさん、「協議会選出部門グローバル特別賞」ではバスケットボール男子日本代表の富樫勇樹選手が受賞。「協議会選出部門特別貢献賞」は三越伊勢丹が受賞した。主催者が「これからの時代を作る新たな世代」から“ジーンズ・スピリッツ”を感じられる人を選ぶ「次世代部門」では歌舞伎俳優の市川染五郎さん、俳優の莉子さん、VTuberの叶さんが受賞した。

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