新垣結衣：抜け感のある冬コーデで広島へ　ワイドパンツ×ロングニットカーデで舞台あいさつ

　俳優の新垣結衣さんが11月23日、広島県福山市で行われた公開中の映画「正欲」（岸善幸監督）の舞台あいさつに、共演した磯村勇斗さんと登場した。新垣さんは、ワイドパンツとタートルネックニットのダークトーンの組み合わせに、緑やブラウン系の編み生地を重ねた幾何学模様のロングニットカーディガンを着た、抜け感のある冬のコーディネート。髪は毛先をウエーブさせ、赤いネイルが着こなしのアクセントになっていた。

　磯村さんとの初の共演について、新垣さんは「楽しかったですね。物語の中でも二人が出会ったあとはすごく穏やかな時間が流れていくのでリラックスしてゆったり演じました」とコメント。映画のロケ地の一つとなった福山での撮影を振り返り、「二人の特に大事なシーンは福山で撮影させていただきました。ご協力いただいてありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。

　映画は、朝井リョウさんの同名小説が原作。家庭環境、性的指向、容姿。さまざまに異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマをあぶり出していく。新垣さんは、広島のショッピングモールで働く契約社員の桐生夏月を演じた。