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俳優の上野樹里さんが、7年ぶりの主演映画「隣人X ‐疑惑の彼女‐」(熊澤尚人監督)のキャンペーンのため、このほど、台湾を訪問した。訪問時の写真が公開され、上野さんは3パターンのコーディネートを見せている。プレミア上映の舞台あいさつでは、赤いチャイナボタンが差し色になったモノトーンのジャケットとミニスカートのセットアップ風コーデに、黒のタートルネック、ロングブーツを合わせたシックなコーデで美脚を見せていた。
記者会見には、裾や袖口などに赤いパイピングが施され、胸に伝統的な紐結びの飾りが付いたグレーのワンピース姿で登場し、台湾を意識したような着こなし。また、台北松山空港では、オレンジのニットにデニムジャケット、ペイント柄のスカートというポップな配色のコーデで、出迎えた人たちに笑顔を向けた。
映画は「第14回小説現代長編新人賞」を受賞したパリュスあや子さんの「隣人X」が原作。惑星難民「X」は人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んでいる。そのXに不安や恐怖を抱く人々が、隣にいるかもしれないXを見つけ出そうと躍起になる。上野さんはX疑惑のある柏木良子を演じた。
上野さんは舞台あいさつで、「ラブストーリーだけでも謎解きのミステリーだけでもない、大切な社会的なメッセージも散りばめられている気がしました」と作品について語った。
記者会見では、現地のファンとの交流や夜市を訪れて「自然体だなと感動しました」と話し、「台湾に来てみて、人がいるって温かいんだなと感じました。一人でいても独りじゃないと感じ、心がとても解かされて、体の調子もすごくよく、リラックスすることができました。大事な感覚を台湾に来て思い出させてもらえました」と感動を口にした。
舞台あいさつには、熊澤監督も出席。記者会見には、上野さんの同僚役で出演した台湾出身の俳優ファン・ペイチャさんも登場した。