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俳優の藤原紀香さんが、12月20日午後7時から放送されるバラエティー番組「1周回って知らない話3時間SP」(日本テレビ系)にゲスト出演する。歌舞伎俳優の片岡愛之助さんと結婚して7年、“歌舞伎役者の妻”としての舞台裏に密着。裏方に徹して駆け回り、着物の柄に気を使い、2000枚の年賀状を夜通し手作りするなど、寝る間を削って奔走する、誰も見たことがない藤原さんの姿をテレビ初公開する。
7年前に片岡さんと結婚すると、「表舞台の仕事から裏方に回るのは無理だ」「歌舞伎界の作法を知らない」とバッシングを受けた。藤原さんは、「本当にいろんなことが分からなかった」と振り返り、世間の批判をどのように感じていたのか、当時の心境を告白する。
芸能生活30年の藤原さんは、自身の俳優としてのキャリアも着実に積み重ねているが、初めから順風満帆ではなかった。しつけの厳しい両親の元で育てられ、芸能界入りを猛反対されていたが、ある出来事がきっかけで親の反対を振り切り上京した。しかし、生活はどん底で、ようやくもらえた仕事は、水着姿でスポーツ新聞社のオフィスを訪れてビールの売り込みだったという。藤原さんは、「マネジャーがいなくて、自分で水着を持って全国行脚していた。それが今、役に立っていると思う」と前向きに振り返る。
そんな下積み時代を知る母が登場し、当時の娘をどう見ていたのかを語る。さらに、母は片岡さんとの結婚に反対だったといい、結婚前、実家に現れた片岡さんと母の修羅場も明かす。
結婚後、仕事を続けるべきか悩んでいた藤原さんに、「続けるべきだ」と勧めたのは片岡さんだったという。藤原さんの仕事を後押しした真意や、支えてくれる妻への思い、片岡さんが知る藤原さんの本当のすごさを語る。
さらに、藤原さんは片岡さんとの知られざる夫婦生活を暴露する。「前の旦那さんがテレビに出ていると、(片岡さんと)2人で……」と元夫に関するエピソードも飛び出してスタジオは騒然となる。
この日は、歌手の和田アキ子さんもゲスト出演する。芸能生活55年で、現在73歳の和田さんが、5週に1回は手術するほど満身創痍で行うコンサートツアーに密着。ちまたでささやかれている引退説にも迫る。