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ドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演する幸後綿衣さん(C )MBS
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ドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演する幸後綿衣さん(C )MBS

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幸後綿衣:34歳の女性すし職人「自分でやらなきゃ意味がない」 海外で働ける魅力に引かれ“男の世界”へ 自身の店を持つまでを「情熱大陸」で密着

 34歳のすし職人、幸後綿衣(こうご・めい)さんが、1月7日午後11時から放送されるドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS・TBS系)に登場する。海外で働ける可能性に魅力を感じ、女性のすし職人として名店で修業を積み、自身の店「鮨 めい乃」を開店。予告動画では、幸後さんの「自分でやらなきゃ意味がない」や「自分のフィールドに立ちたい」という決意の言葉が紹介されている。

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 東京の名店「銀座 久兵衛」と「すし匠」で経験を積んで独立した新井祐一さんは、幸後さんに銀座の自分の店「鮨 あらい」の2番手として個室を任せてきた。幸後さんは前菜に旬の野菜を必ず取り入れるなど、そのこだわりで多くのファンを獲得してきたという。

 握りの花形であるマグロを卸す豊洲市場の「やま幸」代表、山口幸隆さんも幸後さんのファンの一人で、「時には師匠に習い、時には師匠とは全く違った握りを見せ、日本のすし文化を変える逸材」と太鼓判を押す。山口さんは自分が選んだ最高のマグロは幸後さんのために卸すとまでいう。

 すし職人は男の世界といわれることがあり、「手の温度が高い女性には向いていない」という根拠不明の風説があるが、幸後さんは「私はそもそも冷え性なので」と笑い飛ばす。

 上智大で学び、学生時代はカフェの店員からクラブのDJまで幅広いバイトを経験した。卒業後は海外で働きたいと考えていた時、すし職人になれば海を渡れるかもしれないと考えたのがこの道に入った理由だという。

 大学卒業後に「すし匠」「西麻布拓」「鮨 あらい」で修業を重ね、2020年から「鮨 あらい」で自らの部屋を担当してきた。2023年に「お客さんとの時間を最高の空間にしたい」と独立を決意。番組は、自分の店を東京・麻布十番に開店するまでを追う。

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