加藤雅也：47歳で娘が誕生、幼児心理学の本で学ぶ　「お金が入ったらまず勉強」　恩師の言葉、今も支えに　「徹子の部屋」で語る

　俳優の加藤雅也さんが、3月13日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系）に出演。43歳で9歳下の女性と結婚し、47歳で娘が生まれた加藤さんは、幼児心理学の本を読んで勉強したと振り返った。

　加藤さんは、幼稚園の送り迎えで膝がすり切れたジャージを着ていた先生を見かけ、「子供目線だから、すり切れているんだな」と考えたという。「我々が衣装合わせをするときに、色合い、形、そういうものばかり見ていますが、職業によってほころびている場所や、何かが違うんだなって。ああそういうことか！という気づきがまた出てきて」と話した。

　そんなふうに好奇心を持ち続けている加藤さんの原点は、横浜国立大学時代の恩師の言葉。「成功してお金が入ったらまず勉強するんだ」とアドバイスを受けた。

　「勉強というのは、本を買うのも、どこかに旅行する“経験”も、お金がかかるだろと。いろいろな技術を身につける勉強をしなさい、と。自分の中に入ってきた知識などは、どんなことがあってもとられることはない。車、家はなくなることもあるだろ？って。だから勉強しておけば、その知識を使ってお前がダメになってもまた復活してこいという教えだった」

　今でも恩師の言葉が支えになっているという加藤さんは、昨年還暦を迎えた。60代の目標については「僕にできないことはたぶん、誰かが『やりませんか？』と声をかけてこないと思っていますから、どんどんやる！」と宣言していた。