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俳優の中条あやみさんが3月13日、東京都内で行われた主演映画「あまろっく」(中村和宏監督、4月19日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。中条さんは、兵庫・尼崎での約1か月間にわたる撮影に、大阪の実家から通っていたといい、「家でも幸せな時間やし、現場には大好きな皆さんがいるから、『なんて幸せな撮影現場なんやろう』と思いながら毎日行っていました」と振り返った。
中条さんは「地元が大阪で、実家の大阪から撮影現場の尼崎に向かっていた。朝5時とか早い時間に起きても、お母さんが朝ご飯をつくってくれて『いってらっしゃい』と言ってくれたり、本の読み合わせ、相手役(江口のりこさん演じる優子の役)をお母さんがやってくれたりした」と述懐。
オール関西弁の撮影を振り返って、「こんなにガッツリ関西弁でお芝居というのはないし、これからもないんじゃないかな、と思います」と話した。
舞台あいさつには、中条さんとダブル主演を務める江口のりこさん、笑福亭鶴瓶さん、中村監督も出席した。
映画は、巨大な閘門(こうもん)“尼ロック”によって水害から守られている街・兵庫県尼崎市を舞台に、年齢も性格も異なる“ツギハギだらけ”の家族を描くご実家コメディー。鶴瓶さんは65歳の脳天気な父・竜太郎、江口さんは39歳の娘・優子、中条さんは20歳の義母・早希を演じる。4月12日より兵庫県で先行公開され、4月19日より全国公開される。