渡辺えり：上京し、家賃は「3畳間で5000円」　高畑淳子は「6畳1万2000円」　「家飲みする仲」の2人が「徹子の部屋」で互いを紹介

　俳優の渡辺えりさんと高畑淳子さんが、3月18日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系）に出演。山形県山形市出身の渡辺さん、香川県高松市出身の高畑さんはともに69歳。育った時代や上京後の環境が似ているものの、好みは正反対という2人が互いについて語った。

　渡辺さんは「雪深い東北と温かい四国。だけども演劇をやりたいと思って上京してきたのはいっしょ。ただ、家賃は私が3畳間で5000円なのに対して……」と語り、高畑さんをうながすと、高畑さんは「6畳1万2000円です。（渡辺さんは）それをずっと言うんですよ」と苦笑い。ともに風呂はなく、トイレは共同だったという。黒柳さんは「3畳と6畳じゃ、ずいぶん違うわね」とうなずいた。

　2人の出会いは10年ほど前の、酒の席だった。渡辺さんは「ここでは言えないような話をして。面白くて腹を抱えて笑って。その話が面白くて、いつか一緒に共演させていただきたいとずっと思っていた」と回顧。初共演は3年前、映画「老後の資金がありません！」で、渡辺さんが高畑さんとの共演を希望したという。

　現在は、“家飲み”をする仲。番組では渡辺さんが作った芋煮やサラダなどの写真を公開し、高畑さんが「アボカドとキュウリと、トマトのサラダで、わさびしょうゆとお酢のドレッシング。まぜごはんは、ごぼうと牛肉をあえたものを作っておいて、炊いたごはんにボンと入れて……。すごく手早い」と紹介。渡辺さんも高畑さんを「ゴボウのささがきは世界一うまい」と包丁さばきを絶賛し、「台所がすごく広い。料理したくなるような家」と明かしていた。