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人気ピアニストの清塚信也さんが、3月20日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。幼少期は、母親から毎朝5時にたたき起こされ“英才教育”を受けたという清塚さんが、当時や自身の子育てについて語り、自身の2人の娘は、ピアノは「遊び程度」でやっていると話した。
女手一つで自身と姉を育ててくれた母親について、「厳しかった以上に、母は一番のファンでいてくれた」と話した清塚さん。幼少期から「できるだけ寝るな」と力尽きるまで音楽の勉強をした。「音楽は“戦い”。コンクールでライバルを蹴落としていけるように頑張りなさい」と言われていたという。
一方、自身の子供への音楽教育について「私は父親として師弟関係、先生にはなれない、なりたくないところがありまして。うちの母親がものすごくスパルタの教育を私にしたので、ああいうふうになれないなと」と語った。
バイオリンをやっていた姉と、清塚さんに厳しかった母親は、孫たちにはすごく甘いという。「子供は遊ばせて、伸び伸びと教育するのよ」と母親が言っていたとし、「私と姉にしたことはなんだったんだろう? って。(母親は)『ちょっと間違えた』と言っていました(笑い)」と話した。