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岡本健一&岡本圭人:「親の権限があるうちに」と息子は9歳でイギリス留学 トーク番組で初の親子共演し「新しい感情が芽生えた」 「徹子の部屋」で語る

 俳優の岡本健一さんと長男で俳優の岡本圭人さんが、3月28日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。親子そろってトーク番組に出演するのは今回が初めて。圭人さんが幼いころに収録に連れて来ていたが、圭人さんは記憶に残っていないといい、「(父親との出演は)付き添いみたいな感覚(笑い)。こうやって一緒にトークすることがないので、新しい感情が芽生えています」と心境を明かした。

 1993年に圭人さんが生まれてすぐ、健一さんが所属した「男闘呼組」は活動を休止。偉人のインタビューなどで、自分の子供と一緒に過ごせなかったら後悔するという話を聞いていた健一さんは、「子供が生まれたらずっと一緒にいよう」と思い、1年間なるべく仕事を入れなかったという。

 圭人さんは9歳から5年間、イギリスの全寮制の学校に留学した。健一さんは「英語が話せたほうがいいと思った。高校・大学になってからだと外国に行きたくないと言うかもしれない。まだ9歳なら親の権限があるんじゃないかな」と話し、「入学して1カ月後、先生から『1カ月間、一言も話さなかった』と連絡があった」と振り返った。

 圭人さんは、「当時は行きたくなかったけれど、英語が話せるようになったので、行かせてくれたことに感謝している。5年前に通ったアメリカの演劇学校も、英語が話せたから行けた」と父への感謝の思いを述べた。

 また、父子2人で生活していたとき、圭人さんが20歳の誕生日を迎え、「部屋の扉を開けて、安堵した表情で父から『おめでとう』と言われた」と振り返った。

 健一さんは「自分の中では(子育ては)してないですね」といい、「“家族サービス”という言葉があるじゃないですか。家族のために、子供のために、というより自分が楽しいところに常に一緒にいる感じですね。だから生活も大人の時間に合わせて、規則正しくなかった。先に寝かしても夜泣きしちゃうから」と話した。圭人さんは「夜泣きぐらいさせてよって思うけどね(笑い)」とツッコミを入れていた。

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