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俳優の菅野美穂さんが4月24日、東京都内で行われた大泉洋さんの主演映画「ディア・ファミリー」(月川翔監督、6月14日公開)の家族決起会見に登場。家族をテーマにした作品への出演を通じ、家族観に変化はあったかと聞かれた菅野さんは「私も実生活では(2児の)子育て中で、毎日必死で『今日どう終わらせようか』っていう中ですけど」と子育てと向き合う日々を明かした。
菅野さんは劇中の家族そろっての食事シーンで、「これ以上の幸せはないし、家族の幸せだなと思った」と感じたと話し、「普段、実際自分がその中にいると幸せをかみしめる暇がないぐらい目まぐるしい」と子育てで多忙な日々に言及。続けて、「それは当たり前のことじゃないというか。改めて子供たちと過ごせる時間は永遠ではないと思いました」と家族団らんの大切さを痛感したと語った。
そんな菅野さんは、映画にちなみ、最近乗り越えた壁はという質問に、「この間、タケノコ掘りに行ったのよ。山を乗り越えたわ」とにっこり。「50代も見えてきたので新しいことがあまりない。だから『タケノコ採ったど』とか『山越えたど』みたいなことにも、新鮮さを感じるお年ごろになってまいりました」とちゃめっ気たっぷりに話し、周囲を笑わせていた。
映画は、ノンフィクション作家・清武英利さんの「アトムの心臓『ディア・ファミリー』22年間の記録」が原作。世界中で17万人もの命を救った「IABP(大動脈内バルーンパンピング)」と呼ばれるカテーテルの誕生秘話を描く。
会見には、大泉さん、福本莉子さん、川栄李奈さん、新井美羽さん、月川監督も出席した。