和田アキ子：夫への思いを語り涙　「歌っている私を好きだと言ってくれる」　「徹子の部屋」で

　歌手の和田アキ子さんが、4月30日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系）に出演。今年はデビュー56年目。74歳になった。昨年は、立っているだけで激痛が走るほど悪化した膝と、股関節の痛みとの闘いだったと振り返り、昨年10月に夫からもらったという手紙を紹介。黒柳さんが代読すると、和田さんは「夫は歌っている私を好きだと言ってくれる」と話し、涙を見せた。

　放送では1981年に挙げた、和田さんと夫の結婚式の写真も公開。「仲人は遅れるわ、指輪は入らないわ。不吉なことばかりだった」と苦笑しつつ、「（夫は）本当によくしてくれる」と感謝。黒柳さんから「こういうご主人がいてラッキーね」と声をかけられると「はい、幸せです」と頭を下げた。

　和田さんは昨年9月に膝関節、今年1月に股関節の手術を受けた。「この1年、街で歩いている人を車の中から見ていると、ちゃんと歩けるっていうのがうらやましくて」と告白。「まだちゃんと立つのが怖い」とし、「最近、家にいてもちょっとしたことでつまづくんですよ。あまりお酒も大量に飲まなくなりました」と生活の変化を明かした。

　また、「下は9歳、上は92歳」とあるコンサートでの客層について語り、「私は本当にみんなに感謝しなきゃいけない」とかみしめていた。