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うちの子とわたし:桜田ひより 愛犬アルクくんの前世は猫? いっしょにお昼寝、かくれんぼ 「思いっきりギュッ」に憧れも

 著名人と“家族”を紹介する企画「うちの子とわたし」。今回はむつき潤さんのマンガを原作にした青春音楽映画「バジーノイズ」(風間太樹監督)が5月3日に公開された桜田ひよりさん。ティーカッププードルのアルクくん(5歳)と暮らす桜田さんに、アルクくんとのなれそめや暮らし、今回の映画について聞いた。

 --アルクくんとのなれそめや名前の由来を教えてください

 私のひと目ぼれです。「新しくきた子」と紹介されて、「なんて可愛い!」と私にはほかの子の数百倍も可愛く見えました。今は体重が2キロ前後になりましたが、当時はとても小さかったですね。

 名前は父がつけました。フランス語で弓という意味。小さなころ、つま先までピーンと伸ばして寝ていて、その姿が「なんだか弓のようだね」という話になり、名付けました。

 ーーアルクくんはどんな子ですか

 アルクが一番好きなのは、なでてもらうこと。なでるとすごくうれしそうにしてくれますね。「なでて~」という感じで、猫みたいに足にスリスリしてくるんですよ。絶対、前世は猫だったでしょ!って思っています。

 家の中が大好きで、散歩はちょっと苦手ですね。太陽が出ているときは、部屋の窓際でひなたぼっこをしています。私が出かけようとすると、全力で阻止してくるくらい独占欲が強くて、家族みんなが家にいてくれるのが好きという感じです。母のことは“自分のママ”だと思っているみたい。

 私が休みの日は、いっしょにお昼寝をしたり、かくれんぼをしたり。私が家の中で隠れると、アルクがちゃんと捜しに来てくれます。あっという間に見つけてくれますね。最初に隠れた場所から順に捜しに来るので、賢いなって思います。

 小柄なので抱きしめることができなくて……。優しくハグはするんですけれど。思いっきりギュッてしてみたいなと少し憧れますね。

 --いちばん可愛いところはどんなところですか

 全部可愛いです! いちばんは……難しいですね。家に、扉の真ん中がすりガラスになったドアがあって、外出から帰ると、そのすりガラスの向こうで仁王立ちになって待っていてくれるところとか。とても可愛いです。

 あと、私が自分の部屋でメークをしているとき、ドアのすき間から見ている姿も可愛いですね。ドアは開いているのに、開いている方から見るのではなくて、ちょうつがいがあるドアと壁のすき間からのぞいているんです。もっと近くに来ればいいのに、「あいつはどこかに出かけるぞ」って思っているような雰囲気で、遠くから私を見ているときが、とっても可愛いです(笑い)

 ーーアルクくんに伝えたいことはありますか

 「長生きして」って伝えたいですね。今は元気いっぱいですけれど……ずっと離れないでほしい。ずっと一緒にいられるように、アルクの健康にも気をつけて、楽しく過ごします!

 ーー最新作「バジーノイズ」についてメッセージを

 撮影していた去年の夏の日々がとても懐かしいです。私は関西弁に挑戦しました。関東出身なので、イントネーションを難しく感じましたが、楽しかったです。私が演じた岸本潮は、自分の寂しさを人との関係でしか埋められなかった子。海野清澄(川西拓実さん)が作る音楽と出会ったことで、少し自立した女性になっていきます。

 ドラマ「silent」でもご一緒した風間監督とは、今回の撮影が始まる前も始まってからも、「silent」のとき以上に、たくさんのお話をしました。原作の潮を大切にしながら、桜田ひよりとして潮はどう思ったか、どうするかを監督が私に聞いてくださって。監督と主張をぶつけ合うのではなく、お互いの心情をくみ取っていきながら演じました。完成したらどうなるんだろうとワクワクして、とても充実した日々だったことを覚えています。

 風間監督との出会いで、俳優としての自分がとても変わったんです。いろいろと迷っていたものに、一つの道が見えて演じやすくなりました。言葉で表すのは難しく、見てくださる方に伝わる変化かどうかは分からないのですが、桜田ひよりの“演技の色”が見つかったと思います。みなさんに見ていただけることがとてもうれしく、楽しみです。

<プロフィル>

 さくらだ・ひより 2002年12月19日生まれ、千葉県出身。子役からキャリアを重ね、2014年の連続ドラマ「明日、ママがいない」で注目を集める。2018年から「Seventeen」の専属モデルとして活躍し、2023年3月に卒業。2022年に話題となった連続ドラマ「silent」に出演。2023年、「交換ウソ日記」でヒロインを演じ、第47回日本アカデミー賞「新人俳優賞」を受賞した。

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