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俳優の藤原紀香さんが5月2日、自身のブログを更新。4月26日に亡くなったブライダルファッションデザイナーの桂由美さんとのツーショット、桂さん、夫で歌舞伎俳優の片岡愛之助さんとのスリーショットなどを公開した。
この日、「桂由美先生 ありがとうございます」と題したブログで、「桂由美先生の突然の訃報に接し、その知らせを受けた時は驚きと悲しみで胸がいっぱいでした」と心境を吐露。
続けて「文金高島田の時代にたくさんの逆風を受けながら、ウエディングドレスや、エスコートする男性のために燕尾(えんび)服も日本に広められた先駆者というだけでなく、友禅や西陣の織物も果敢にドレスにとりいれ、日本の伝統工芸にも大きな功績を残した方」だと称えた。
これまで映画の撮影やイベントなど、さまざまな仕事で桂さんがデザインしたドレスを着用してきた藤原さんは、「衣装合わせのため、お城のような乃木坂のサロンを訪れるたび、先生は 美術品のようなすてきで可愛いソファに座りニコニコして待っていてくれました。時にはワンちゃんと」とつづり、桂さんの愛犬とのショットも公開した。
また、「90歳を過ぎても自らテキパキと『ここはこんな風にした方が紀香さんには合うわね』と何着ものドレスのフィッティングやお直しにお付き合いくださり、『当日は楽しみね。私も伺ってよろしいかしら?』と現場に来てくださることも多くありました」と思い出を振り返った。
昨年末に桂さんから電話があったといい、「『いまの夢はね、“アニバーサリーウエディング”を世の中に広めたいの。人生の節目の年の結婚記念日に、夫婦がまた新たに、周りへの感謝の気持ちを込めてお式を開くことがこのウエディングなのよ。愛之助さんと紀香さんも結婚10年目の時、やってみましょうよ。もうすぐでしょう』と お話ししてくれたお声が、今も耳に残っています」と明かした。
さらに、「女性、カップルを生涯かけて応援し、ウエディングの民主化を成功させた先生、日本の伝統工芸を応援してきた先生、ブライダルの世界に恋をして生涯現役で夢に突き進んできた先生…は、たくさんのことを教えてくださいました。たくさん勇気をいただきました。思い出は尽きることがないです。桂由美先生に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます」とつづった。