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多部未華子:「インサイド・ヘッド2」で“シンパイ”役 ライリーの両親の感情には「共感しかない」

 俳優の多部未華子さんが7月2日、東京都内で行われた映画「インサイド・ヘッド2」(ケルシー・マン監督、8月1日公開)の吹替版完成披露舞台あいさつに出席。作品の「全部に共感した」と明かした。

 映画は、ディズニー&ピクサーが贈る、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台にした作品。本作でシンパイ役を演じた多部さんは、作品で共感した部分を聞かれると、「全部」と回答。「(主人公の)ライリーのご両親の感情も出てくるんですけど、そこの目線も(共感した)」と明かした。多部さんは、両親の目線は物語の中では少しだけだと説明しつつ、「そこも共感しかなくて」と告白。「たぶんみなさんも『全部』って答えるんじゃないかなって思っております」と予想した。

 自身が演じたキャラクターについて多部さんは「すごく強烈なキャラ」と打ち明け、「始めはスタッフの方にも『なかなか共感して演じることができないキャラかもしれない』って言われるくらい、かき乱すキャラクター」と説明。その上で多部さんは「出来上がったものを見て、これは誰しもが感じたことがある感情だったり、経験したことがある出来事だったり。親世代でも思春期真っただ中の子でも、誰でも共感できるぐっとくるシーンがいっぱいあります」としみじみ語った。

 イベントには大竹しのぶさん、横溝菜帆さん、お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の村上さん、小清水亜美さんも登壇した。

 映画は、大人になると増えていく感情をテーマに、成長して新たな壁に直面する主人公・ライリーの物語を描いた大人が泣ける感動作。高校入学という転機を迎えるライリーの頭の中で、彼女の幸せを〈子供の頃から見守る感情〉ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの前に、新たな〈大人の感情〉シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる。

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