連続ドラマ「海のはじまり」第1話の一場面(C)フジテレビ
人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん主演のフジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ「海のはじまり」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第1話が7月1日、放送された。SNSでは、目黒さんの目の演技に注目が集まった。
第1話は、東京の印刷会社に勤務する月岡夏(目黒さん)には、化粧品メーカーで働く百瀬弥生(有村架純さん)という恋人がいる。ある日、夏は大学時代の恋人・南雲水季(古川琴音さん)が亡くなったことを知る。
葬儀場に来た夏は、焼香の列で水季の母・朱音(大竹しのぶさん)ら親族にあいさつをした際、一緒にいる女の子に目をとめる。その女の子が水季の子供だと知り、夏は驚く。夏が葬儀場のロビーにいると、女の子が津野晴明(池松壮亮さん)と会場から出てくる。女の子は海と名乗り、6歳だと夏に告げ……と展開した。
劇中では、夏と水季が大学の新歓で出会い、交際し、別れるまでが描かれた。人の意見に流されやすい夏とマイペースな水季は、正反対な性格ながらも互いに引かれ合い、幸せな日々を過ごしていた。
ある日、水季は妊娠したことを夏に告げ、「人工妊娠中絶に対する同意書」に署名して欲しいと頼む。夏は戸惑いながらも、1人で悩んでいたであろう水季を気遣い、「不安な思いさせてごめん」と謝った。「他の選択肢はないの?」と尋ねる夏に、水季は「考えて決めた。夏くんはおろすことも産むこともできないんだよ。私が決めていいでしょ?」と言い、同意書への署名を促した。
それからしばらくして、夏は人づてに水季が大学を辞めたことを知る。夏が電話すると、水季は「夏くんより好きな人できちゃった」と一方的に別れを切り出し、それ以降2人は会うことはなかった。
SNSでは、「長尺電話のとこ、目黒蓮すごい。『別れよ』って言われた瞬間の夏くんの目、言いすぎて『…ごめん』ってとこの表情」「電話の別れのシーン、静かながら感情の起伏が激しかった」「納得いかない怒りとか突然の戸惑いとか悲しみとか心配とか不安とか表情に全部出てて、本当にめめ(目黒さんの愛称)の表情のお芝居はすごい」と目黒さんの表情に心を揺さぶられたファンからのコメントが寄せられた。
さらに、葬儀場から帰ろうとする夏を朱音が呼び止め、「気付きませんでした? あの年の子ですよ」と海が夏の子供であることを示唆する場面も登場。何も知らないと困惑する夏に、「ええ、知らないでしょうね。男の人は隠されたら知りようがないですものね。妊娠も出産もしないで父親になれちゃうんだから」と冷たく言い放った。そして、「想像はしてください。この7年の水季のことを。今日1日だけでも」と告げ、去って行った。