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人気ロックグループ「B'z」の稲葉浩志さんが、7月17日に発売される女性誌「anan(アンアン)」(マガジンハウス)2406号の表紙を飾ることになり、8日、ビジュアルが公開された。昨年、デビュー35周年を迎えた稲葉さんが女性誌の表紙を飾るのは今回が初めて。ラフなTシャツ姿で鋭いまなざしを見せている。
誌面では全24ページにわたり、“まるで写真集”のような撮り下ろしグラビアを掲載。四つのシチュエーションで、ありのままの風格や稲葉さんにしか醸し出せない存在感をビジュアルで表現する。
存在感のある立ち姿とにじみ出る大人の渋さが楽しめる、ブラックスーツ姿のラグジュアリーなスタイルでは、シンプルな背景で、軽やかにジャンプをするなど、遊び心のある身のこなしを見せる。
胸元がセクシーなシャツスタイルでは、稲葉さんのライブシーンをイメージして“メッシュ”や“シースルー”をテーマにフェンスやビニールを使っての撮影に挑戦。昨年2月に行われた「Koshi Inaba LIVE 2023 ~en3.5~」の実際のライブ映像を投影して、過去と現在を重ねるような撮影も行われた。
また、ライダーススタイルで、ロックスターとしてのたたずまいも披露。チャーミングな笑顔も見せる。さらに、Tシャツにデニムパンツというラフなスタイルで、稲葉さん自身のアコースティックギターを弾きながらの静かな1枚も収められた。
インタビューでは、稲葉さんが第一線で音楽を続けるための原動力や、自身の35年以上の活動を振り返る。同誌への登場は20年ぶりで、前回の出演時のことを「ライブとレコーディング以外いらないと思っていた時期もあった」と話す。最近は創作への向き合い方にも変化があり、音楽業界以外からの刺激も積極的に取り入れて自身の音楽やアイデアに還元しており、今回の同誌への出演も新たな挑戦の一つとなったという。
また、同号の特集テーマでもある“大人の男”について質問すると、「知らないことがまだまだ多くて」と発言。10年ぶりにリリースしたソロアルバムのタイトルは「只者」と謙虚で、自分自身を「普通」と評価する稲葉さんの、経験と自信を積み重ねながらもそこに安住することをよしとしない、スターとして輝き続ける理由が表れるインタビューになっている。