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江口のりこ:“真っ赤なチェーンソー”で鏡開き 主人公演じる映画「愛に乱暴」の大ヒットを祈願

 俳優の江口のりこさんが7月22日、東京都内で行われた映画「愛に乱暴」(森ガキ侑大監督、8月30日公開)の完成披露舞台あいさつに小泉孝太郎さんら共演者と登場した。舞台あいさつでは、江口さんらは映画の大ヒットを祈願して劇中に登場する“真っ赤なチェーンソー”で鏡開きを行い、会場を盛り上げた。

 江口さんは、真っ赤なチェーンソーについて、MCから撮影で使ったものかと聞かれると「はい、懐かしいです」としみじみ。その後、MCの「チェーンソー、入刀!」の合図で、江口さんらは「よいしょー! よいしょー! よいしょー!」と掛け声をかけてチェーンソーを振り下ろし、会場に集まった観客から拍手を浴びた。

 キャストは映画の撮影エピソードについてトークを繰り広げた。小泉さんとの共演の感想を聞かれた江口さんは、「10年前も、ドラマ(『名もなき毒』)で孝太郎さんを追いかけまわすという役をやったんです。ストーカーですよね。また今回も小泉孝太郎を追いかけるのか……と思って」と回顧。続けて「一緒に芝居をして、時間を過ごして……孝太郎さんって本当に面白い方なので、一緒に時間を過ごせてよかったです」と明かした。

 映画は「悪人」「怒り」などの吉田修一さんの同名小説(新潮文庫)が原作で、いびつな愛の暴走が日常を侵食するヒューマンサスペンス。夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で暮らす桃子は「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていたが、そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始め、平穏な日常が少しずつ乱れ始める……という内容。江口さんが主人公の主婦・桃子を演じる。

 舞台あいさつには風吹ジュンさん、馬場ふみかさん、森ガキ監督も出席した。

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