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長寿トーク番組「徹子の部屋」に出演した平原綾香さん=テレビ朝日提供
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長寿トーク番組「徹子の部屋」に出演した平原綾香さん=テレビ朝日提供

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平原綾香:40歳迎え、「父の分まで長く音楽をやりたい」 3年前に父が他界 いまは「これからも悲しいままでいい」という気持ちに

 歌手の平原綾香さんが、7月26日に放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。現在40歳、3年前に胃がんによって69歳で他界したマルチサックスプレイヤーである父・平原まことさんを思い、「父の分まで長く音楽をやりたい」と語った。自ら「まだ独身なので……結婚とかも……」と切り出しつつ、「なんの予定もないんですけど、そこはそっとしておいて、しっかりと音楽に励んでいきたい」と言葉を詰まらせた。

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 つづけて「父も自分が亡くなるなんて思っていなかったと思う。80歳、90歳になっても現役の人は若いので、私もそんな父を想像していた。父の音楽をもうお届けできないことが、とても悲しい。でも音を残してくれているので、それを聴いてもらうことが、私の心の癒やしになっています」と話した。

 7年前に父と2人で同番組に出演した映像を見て思わず涙。「いまでも悲しい、さみしい気持ちは変わらないんです。でも、いまは『さみしい』という気持ちが、うれしい。これからも悲しいままでいい、忘れていないんだなという不思議な気持ちになりました」と心境の変化を明かした。

 いまは母と愛犬サラと暮らしている。両親はともに「料理上手」といい、「日曜は、父がトマトパスタを作り、母がスコーンを作るというのが、週に一度の“お決まり”でしたね。二人とも働いていましたが、手料理をたくさん作ってくれました。キャンプに行ってもおいしい料理を作る方法を教えてくれたり。いい家族です」と笑顔を見せた。

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