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はるな愛:母と今では一緒に入浴 ピンクのパジャマを用意してくれたことも 親子関係を「徹子の部屋」で語る

 タレントのはるな愛さんが、10月1日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。52歳。着物の着付けの過程で祖母の表情が変わっていくのが大好きだったことから、日本髪に着物で登場した。

 93歳で亡くなった祖母は「女の子」の自分を早い時点で理解してくれた。父にも告白したが、母には告白できなかった。ところが父に告白したその日から、母が無視し始めた。お母さんっ子で、いつもお手伝いをしていたのに、母は目を合わさず、何もしゃべらない生活になってしまった。のちに母に聞いて分かったのは、当時母は自分を責めていた。「何で普通に産んでやれなかったの」「向き合うのが怖かった」と。

 両親は離婚し、それぞれ別の家庭を築いている。父には3人の子どもがいる。母が再婚相手と暮らす岐阜県大垣市の家を訪ねた時のこと。「賢ちゃんじゃなかったな。愛ちゃんやな」などと気遣われる。泊まる予定をやめて帰ろうと思った時に「お風呂入り」と言われて脱衣所に行ったところ、母がピンクのクマのパジャマを用意してくれていた。女の子として迎える準備をしてくれていた。風呂の中で泣き、母に感謝した。今では母と一緒に風呂に入ったりする仲で、毎日電話するほど。

 弟は14年ほど前に脳梗塞(こうそく)で車椅子生活に。昔は言えなかったが、携帯で「愛してんでー」と送ると、照れ笑いで「はーい」と返ってくる。父には言えていないが、愛は母にも伝えている。

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