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菜々緒:“見た目は有能、中身は無能”な新入社員に 主演連ドラ「無能の鷹」スタート 放送を前に東京・渋谷で“賄賂”配りも

 俳優の菜々緒さんが主演を務める連続ドラマ「無能の鷹」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分、一部地域を除く)が10月11日にスタートする。同日、ドラマの公式SNSでは、菜々緒さんと共演の塩野瑛久さんが東京・渋谷の街にサプライズ登場し、ドラマの放送を前に、街行く人に“賄賂”を配布した動画が公開された。

 ドラマは、はんざき朝未さんによる同名マンガ(講談社)の実写化で、超有能そうな見た目なのに、コピーもできず、パソコンも起動できない衝撃的に無能な新入社員・鷹野ツメ子のすがすがしい生き様を描く“超・脱力系お仕事コメディー”。

 菜々緒さん演じる鷹野は、入社1年目とは信じがたいほど「デキる」オーラをまとう営業部員。しかし実は無能で、難しいことを考えると頭が痛くなってしまい、何が分からないのかも、分からない。親切な先輩が根気よく指導した内容も全て水の泡となるが、そんな状況を何一つ悪いと思っておらず、堂々たる“社内ニート”として過ごしている。だが、いざ取引先との交渉の場では、有能そうな恩恵もあり、クライアントから絶大な信用を得て、まさかのミラクルを起こしていく。

 ◇第1話のあらすじ

 大手企業の就職活動で全敗した鶸田道人(ひわだ・みちと、塩野さん)は、ITコンサルティング会社「TALON」の面接会場で、鷹野と出会う。スマートな身のこなし、公共放送のアナウンサーのようなきれいな声、余裕のあるほほ笑み……圧倒的な“デキるオーラ”を醸す鷹野を、一目で「デキる人」と直感する。

 翌年、無事にTALONに入社した鶸田は、面接で一目置いていた鷹野と同じ営業部に配属されるが、そこで鷹野がろくにホチキス留めもできない圧倒的に無能だと知る。「能ある鷹は爪を隠す」という言葉通り、秘められた能力があるのでは?と勘繰る同僚たちの期待は、ことごとく裏切られてゆく……。

 一方の鶸田は、初対面の相手から向けられる、自分を値踏みするような視線に臆してしまい、契約が取れない日々が続く。「第一印象最弱の自分は、営業職に向いていないのでは」と悩んでいたところ、部長の朱雀又一郎(高橋克実さん)が、無能すぎる鷹野をクビにしようと密談しているのを目撃。他人事ではない気持ちになった鶸田は、鷹野を営業のパートナーに指名する。

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