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紺野美沙子:40年前、母が買ってくれた帯を披露 源氏物語・浮舟の場面 同級生の母親が手刺しゅうした着物で「徹子の部屋」に

 俳優の紺野美沙子さんが、10月15日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。子供の頃から大好きだった朗読を50歳を機に始め、その朗読の公演で着ている着物で登場した。

 源氏物語を朗読しており、「紫の上に焦点を絞ったストーリーなので、紫のモチーフでと思って選びました」。締めている帯は40年ほど前に母が買ってくれた。源氏物語の柄で、浮舟の場面。着物は高校時代の同級生の母親が手で刺しゅうしてくれたもの。「2人の母の共演みたいな感じ」

 「今野美沙子の朗読座と言って、吹けば飛ぶような小さなグループなんですけれども、私の朗読に生演奏と映像も組み合わせて、今、全国各地で公演させていただいています」

 「50歳になった時に、何か自分の根っこになるような活動がしたいなと思いまして。朗読がいいんじゃないかなと。自分の好きな作品、心が動いた作品を、ビストロみたいな催しにしたいなと思って」

 芝居は“フルコース”で3時間くらいかかるが、朗読はビストロなので1時間少々。地方では日頃、介護や子育てに頑張っている人たちに「今日は無理をしたけれど、来てよかった」と思ってもらえるよう、「日本全国津々浦々に伺って言葉を届けたいなと思って活動しています」。

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