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小田貴月:故・高倉健さんと約1万3000食を一緒に食べた 「ロケに出ている方が忙しい」 17年支えた思い出を「徹子の部屋」で語る

 故・高倉健さんのパートナーとして知られる小田貴月さんが、12月23日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。享年83、没後10年の高倉健さんの思い出を語った。小田さんは17年にわたり高倉さんを支えた。

 「17年の間、何食ぐらい一緒に食べたのかって計算したんですね。そしたら(おおよそ)1万3000食だった。ロケに出ている時は一緒じゃないので、完全に一緒に食べたもの」

 高倉さんは肉が大好き。とはいえ肉といっても牛もあれば豚もある。鳥にも鶏や鴨がある。ほかにもラムなどがある。「そういうのをまんべんなく、1週間の間に必ず肉は出すように」した。

 高倉さんの晩年は、映画出演の本数は限られていたが、オファーはたくさんあり、読まなければいけない脚本がどんどん積み上がっていった。しかし、コンディションが良くないと脚本が読めない。コンディションを整え、「じゃあ今日読む 」と言って、脚本に向き合っていた。

 海外ロケの時は大変だった。いろいろなものを持って行っているが、薬など足りないものが出てくる。現地に行ってみなければ分からない。「目薬が欲しい」や「何個送ってほしい」などと言われ、24時間受け付けている郵便局に夜中に持って行き、発送し、寝たが、頼まれているモーニングコールの時間を忘れるわけにはいかない。「すっごい忙しいんです、(高倉さんが)ロケに出ているほうが」と振り返った。

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