晴れ着姿で取材に応じた宮本茉由さん
2025年は30歳、芸能活動10周年という節目の年となる俳優、モデルの宮本茉由さん。昨年を「学びの年だった」と総括した宮本さんに印象に残った仕事や、30歳を迎える心境と10周年への思い、今年の抱負などを聞いた。
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宮本さんは1995年5月9日生まれ、秋田県出身。2016年に第1回「ミス美しい20代コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、2017年2月から2022年11月まで女性ファッション誌「CanCam」の専属モデルを務めた。モデル、俳優として活躍し、2024年は「新空港占拠」(日本テレビ系)や「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」(テレビ朝日系)などに出演した。
「『新空港占拠』にテロリスト役で出させていただいたほか、『6秒間の軌跡』で民放初ヒロインを務めさせていただき、自分の中で大好きだなと思うような役に出会えた年でした」と充実した表情で振り返る宮本さん。
昨年、プライベートでは韓国語の語学学習を始めたといい、「もともと韓国ドラマが好きなのもありますが、最近は日本と韓国が一緒に作る作品が増えてきているので、少しでも韓国語を話せるようになって仕事でいかせるといいなと思って始めました。まだ始めたばかりなので全然ですけど(笑)」と明かす。
今年5月で30歳を迎える。心境の変化や何か準備はあるか聞くと、「29歳になったときに、最後の1年何しようかといろいろ考えたのですが、何かを決めてしまうとできなかったときに30代落ち込みそうだなって」と口にし、「逆に今は何も決めず、目の前にある仕事と勉強に向き合いつつ、プライベートをもっと楽しんで30歳を迎えたい」と語る。
年齢を重ねる中で自分らしさをどう表現していきたいかという質問には、「見たまま、感じたままで見てもらえれば。作品を通していろいろな部分を皆さまにお見せできればいいなと思います」と自然体で臨みたいと応じた。
美しさや健康を保つため「運動は続けています。ピラティスをはじめて3年目になりました」としつつ、「20代後半になってくると肩がこったり腰がこったりしてきて、マッサージや整体に通い始めて、体のバランスも整えるようになりました」と笑った。
俳優として今後挑戦してみたい作品や役のジャンルを聞くと、「カッコいい女性の役に挑戦してみたい」と言う。「大人の女性で、黒いスーツとか着てバイクにまたがるような役をやってみたい(笑)。『新空港占拠』でも銃は持っていたけど、パソコンを使う分析型のテロリストだったので、戦闘型のテロリストやスパイのようなカッコいい女性を演じてみたいです」。
2025年は「応援してくれている方たちに何かお会いできるような機会を作ったり、作品として残せるものをできたりしたらいいなと、今ちょっと考えているところです」と述べ、「今いただけている仕事を頑張りながら、もっと視野を広げて、いろんなコンテンツで皆さんに楽しんでいただけるようなことをできたらと思います」と意気込んだ。(取材・文:遠藤政樹)
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