「監察医 朝顔 2025 新春スペシャル」に出演する上野樹里さん
俳優の上野樹里さんが、主演を務めるスペシャルドラマ「監察医 朝顔 2025 新春スペシャル」(フジテレビ系)が1月3日午後9時から放送される。ドラマは2019年にスタートし、5年半の間に上野さん演じる法医学者の朝顔は、風間俊介さん演じる刑事の桑原真也と結婚。2人の娘が生まれ4人家族になった。家族を描いた新作について、また2025年の展望を上野さんに聞いた。
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◇家族4人で会話を交わせるように
「監察医 朝顔」は、2019年7月期の月9ドラマとしてスタート。東日本大震災で母が行方不明となった法医学者の朝顔(上野さん)と、朝顔の父でベテラン刑事の平(時任三郎さん)がかたや解剖、かたや捜査で遺体の謎を解き明かすさまを描くヒューマン作品。新作では、震災で失った母(石田ひかりさん)の“生きた証”を探しながら、夫で刑事の桑原真也(風間俊介さん)、2人の娘ら家族と、少しずつその悲しみを乗り越えてきた朝顔と平に別れの時が訪れる。
長女のつぐみを演じる永瀬ゆずなちゃんは9歳に、次女の里美を演じる中村千歳ちゃんは4歳になった。
上野さんは「下の里美はすごく桑原くん(風間さん)に似ていて。前回は2歳でイヤイヤ期だったので、(撮影現場で)本当に泣いちゃったりしたんですが、2年半たって今回会ったら結構話せるようになっていて。万木家のシーンとか、会話を交わして4人でお芝居している感じになりました。私は下の子(里美)を送って行ったり迎えに行ったりというシーンが多いんですが、いつもニコニコしていて、桑原くんとすごく似てるから、桑原くんと一緒にいるみたいな感じがするんですよ。本当に家族ってこういう感じなのかなって。ふいに家族を感じますね」
◇夫婦はお互いを思い合って、ギリギリのところで支え合っているのかもしれない
朝顔らの夫婦関係にも時がたつにつれて変化が表れている。上野さんは、朝顔がエプロン姿で朝ご飯を作っている日常も、子どもたちが大きくなるにつれて変化していくのではないかと考えたという。
「子どもがどんどん大きくなってきて、朝顔がエプロン姿で朝からちゃんと台所に立ってるかなと思って。朝顔はちょっと抜けてるとこもあるんじゃないかなと、いつもと違う感じにしたんですよ。毎日を回していくことってどれだけ大変なのかと。ママチャリとかで子育て中のお母さんとすれ違うときのスリル感ってすごくて、1分1秒も無駄にしない、気を緩められないというか。朝顔もきっとてんてこ舞いで、ちょっとずつ慣れていい加減になってきて、つい桑原くんを頼ってしまうこともあるだろうし、桑原くんは今回、ある大きな隠し事があって、大変なのに、なるべく朝顔の力になれるようにやってくれている。夫婦ってお互いを思い合って、ギリギリのところで、支え合っているのかもしれません」
◇2025年はどういう年に?
2025年の新春に放送されるドラマにちなんで、2025年をどういう年にしたいかと尋ねた。
上野さんは「軽やかに、より早く、思ったことを形にできるような準備の年にしたい。そのためには、まず自分を大事にしなきゃいけないと思っています。日々の積み重ねが全部表現に出ると思うので、何か特別なことをしたり、無理をして頑張ろうとか、『監察医 朝顔』自体がそういうドラマではないように、自分自身を大事に。そしてあっという間に過ぎていく1日1日に感じていること、やりたいことを計画的に行動しないと実現できないので、軽やかにスムーズに形にしていけるように、真っすぐに自分の思い描いている世界へ向かってシンプルに生きたいなと思いますね」と語った。
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