「徹子の部屋」に出演した東海林のり子さん=テレビ朝日提供
昨年5月に卒寿(90歳)を迎えた、元芸能リポーターの東海林のり子さんが、2月13日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。「いまがいちばん楽しい」といい、「90歳を過ぎてからそう思いました。80代はなんとなく緊張感もあったんです。『こんなことをしたらどうなのかしら?』とか。でも、90歳すぎたら、誰に何を言われてもOKみたいな(感じ)」とパワーの源について語った。
「気持ちがガラッと変わりました。不思議なくらいに、90歳を過ぎたときにいろいろなことを考えなくてもいいんだ、自分で自由に生きられると思っちゃったんです。たとえば、人に『恥ずかしいことやってる』と言われても平気だとオープンになって。気持ちの上では、80代よりも、90代に入った方がすごくいろいろなことをやりたくなった」と変化を明かした。
90歳を過ぎてからさらに活発になり、音楽ライブに行く頻度も増えた。スケジュールノートにライブの予定を書き込むのが楽しみといい、「(ライブで)生音を聴いたり、楽しんだりすることは長寿の秘けつだと思って。なるべく行くようにしています」と明かした。
初恋、亡き夫との恋愛を経て、現在はロックバンド「Alice Nine.」のギタリストのHIROTOさんに「第三の恋愛」をしているという。「LINE友だちになって、やりとりをするようになって。ああ、いいな。これが推し活だと生きがいになって。これで3年ぐらいは生き延びると思う」と語った。