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仲間由紀恵:息子&娘役の成長をまさに母の目で見守る 「成長を感じられてうれしかった」
俳優の沢田亜矢子さんが、3月14日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。かつて米国で極秘出産、シングルマザーとして女手ひとつで育てあげた娘の近況などを語った。
現在、娘は1児の母に。日系3世の夫とその母と、ハワイで子育てをしながら仕事を頑張っている。孫娘は3歳。気の強いところなどが娘に似ている。英語でしゃべりかけて、沢田さんに何を言っているのか分からないでいると、日本語で話しかけてくる。「クレバーです」
娘はシンガーソングライター。小さい頃からピアノと作曲をしており、米バークリー音楽大に進学した。「お金がかかりましてね、学費を払うので。私はごはんにしょうゆをかけて食べた」こともあった。今では作曲家として人気ドラマの劇伴(映像作品の画面に合わせて流れる音楽。BGM)をさせてもらっているので、「やっとひとり立ちした」とうれしい。
昨年、芸能生活50周年記念のディナーショーを行った。娘に「お母さんを助けてあげよう」という優しい心が芽生えたのか、頼んでもイヤとしか言わなかった娘がディナーショーに来てくれた。ハワイの夫もお母さんも孫もみんな来て、同じステージに立ってくれた。
娘と歌うことになったが、怖くて「一緒に練習してくれますか?」と言えなかった。それくらい自分でやりなさいと突き放されるかと思ったからだ。本番前日に1回だけ、「お母さん、合わせてあげようか」と言われ、「よろしくお願いします」と応えて、やっと合わせた。
本番で「ハナミズキ」を一緒に歌い、観客は感動して涙を流し、娘も落涙した。ショーが終わり、演出家から「お母さんは駄目ですよ、あそこで泣かなきゃ」と言われたが、音が外れたらどうしよう、歌詞が分からなくなったらどうしようなど、後で叱られると思ったら泣いている場合ではなかった、と振り返る。「必死でした」。一緒にステージに立った孫は「カエルの子はカエルですね。踊ってました。一生の宝物です」。