「スペシャルトークイベント ~自分と家族の未来のために~ にしおかすみこさんと学ぶ認知症の最前線」に登場したにしおかすみこさん
お笑いタレントのにしおかすみこさんが3月18日、東京都内で行われた、Dクリニック主催の「スペシャルトークイベント ~自分と家族の未来のために~ にしおかすみこさんと学ぶ認知症の最前線」に登場した。
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認知症の母、ダウン症の姉、酔っ払いの父との同居生活を描いた書籍「ポンコツ一家」「ポンコツ一家2年目」(いずれも講談社)が話題のにしおかさんは、家族との暮らしを「介護」ではなく「見守り」と表現している。その思いを「“介護”というのは寝たきりの方や迷子になってしまう方をケアする人のイメージがある。家事で疲れているだけの自分はおこがましい」といい、「ただ見ているだけだから“見守り”」と説明した。
2020年に認知症と診断された母の現在の状況を「忘れる頻度は高くなっているし、妄想も増えてきましたが、けっこう元気です。これまでは介護認定を受けておらず、最近受けたら“要介護認定1”でした。姉を1人にしたくないという思いがあるからか、母は頑張っているんだと思います」と話した。
にしおかさんは、高いランチを食べに行ったり、趣味のベジタブルカービングをしたり、こまめに息抜きしているといい、「自分が元気で幸せでないと家族を幸せにできないと思うので、“自分ファースト”でいたい」と明かした。
イベントでは、順天堂大学脳神経外科の近藤聡英主任教授が認知症の基礎知識を解説。さらに、予防のためにできる生活習慣の見直しや、早期の認知症検査の重要性などを語った。
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