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俳優の柴咲コウさんが8月7日、東京都内で行われた、主演映画「兄を持ち運べるサイズに」(中野量太監督、11月28日公開)の完成披露上映会舞台あいさつに登場した。サクランボ柄で、紺の縁取り、金ボタンがアクセントになったジャケットに、レースの超ミニ丈パンツを合わせ、すらりとした美脚を披露。レースの手袋とハイソックスを着用したガーリーな装いだった。
原作は村井理子さんのノンフィクションエッセー「兄の終い」。警察からの電話によって、何年も会っていない兄(オダギリジョーさん)の死を知らされた理子(柴咲さん)。兄と住んでいた息子の良一(味元耀大さん)が発見したことを聞いた理子は「早く、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう」と東北へと向かう。警察署で7年ぶりに兄の元嫁・加奈子(満島ひかりさん)とその娘の満里奈(青山姫乃さん)と再会し、後始末にいそしむのだが……というストーリー。
柴咲さんは、「その役をまとって、自分が動いている姿が想像できるかってところで、お引き受けするかというポイントにもなるんですが、今回は自然とできちゃったんですよね。すごくすてきな脚本だったなっていうのは覚えてます」と脚本を絶賛。さらに演じてみて自身の中での価値観も大きく影響されたといい、「家族にも見てもらって、見てもらってから家族会議したいなと思います」と話した。
また、映画にちなんで、「伝えられなかった大切なこと」を聞かれると、「昨年この映画に関わらせていただいてから、自分の不器用なところ、口下手なところが目につくようになったんです。自分がちゃんと家族や近くにいる人に愛を伝えられていないということがずしんときていて。どうしていこうかなという気づきをこの作品に与えてもらいました」と明かした。
舞台あいさつには、満島さん、青山さん、味元さん、中野監督も登場した。