8月13日放送の「徹子の部屋」に出演した野村真美さん=テレビ朝日提供
俳優の野村真美さんが、8月13日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。施設に入っている89歳の母親の恋愛問題や愛の注ぎ方の持論などを語った。
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「母がいかなる状況になっても、私は母に対して、普通の状態である人という体で接し続けているんです。そうしたらちゃんと元気になるんです」。紆余曲折を経て、母親は6年ほど前から施設に入居している。施設を訪ね、手をつないで廊下に出た瞬間、「リンゴの唄」を歌い始めると、母親がついて歌う。
入所しているとエネルギーを発散する機会が少ない、口の周りのトレーニングになる、歌が好きということで、“一石三鳥”。「手をつなぎながらいろんな歌を歌うんですけど、『リンゴの唄』だけでも何百回歌ったか分かりません」と話した。
母親は80代でも恋愛しようとした。「大変でした。やっとここ最近は言わなくなったんですけれど、高齢者の恋愛問題、本当にあるんですよ。80過ぎても交際を申し込まれたりしていまして、周りが大変なんですけれど、そんなこともあったんです」と言う。
ホームに入ってからも母親は「私は結婚するわ。このまま終わりたくない」とよく言っていた。しかしそういうわけにはいかない。自身が母に圧倒的な愛を注ぎ、この1~2年は言わなくなった。「愛には男性との愛や家族の愛、親の愛など関係なく、ただ愛としてあり、絶対的に、何があろうが絶対手を離さない人が1人いるだけで母の心は満たされたんだなと思いました。だから(結婚すると)言わなくなったんです」と考えている。
これで心配は減った。「私は愛を注ぎまくらなくちゃならないので、定期的に行って、体中を触っていろいろ触って、幸せホルモンが出るように刺激をして」いると話した。
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