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人気グループ「Snow Man」のメンバーで、モデルとしても活動するラウールさんの初単独ドキュメンタリー番組「ラウール On The Runway(オン ザ ランウェイ)」が、9月13日午前10時からPrime Videoで独占配信される。配信を前に、東京都内で取材会が行われ、ラウールさんはランウエーに挑戦する理由などを明かした。
番組では、2024年1月から今年6月までラウールさんに長期密着し、ミラノコレクション、パリコレクションのランウエーを目指す1年半を追っていく。
ラウールさんは、所属事務所の担当者に「やってみたら?」と言われたことがモデルを始めたきっかけだったといい、「すごく楽しかったんですけど、自分は結構負けず嫌い。日本で撮影していると、アイドルということもあってわりとちやほやしてくれて、『かっこいいね』と言ってもらえる。それが本当に言ってくれているのかお世辞なのかわからなくなることがあって、本場でできるのか試したいと思った」と振り返った。
さらに、「もう一つは、ファンの方やメンバーが、冗談半分本気半分で『パリとか歩いてそう』ということを言ってくれていて、その言葉に引っ張られてきた感じもある」と明かした。
当初は、配信先なども決まっていない状態で密着撮影をスタートしたというが、「やってみたら、配信したほうがいいかなっていうモチベーションがちょっと出てきて。それは自分と同じように頑張っている日本人モデルの人の苦しむ姿も見てきたので、こういう世界があるんだっていうのを少しでも知ってもらえたらと思った」という。
また、「パリに長期間滞在していたときには日本での仕事をいくつか休んじゃったことがあって、すごく胸が痛かった。だからその時何をやっていたのかを説明するべきかなと思った」と話した。
現地でオーディションを受ける際には、一人で行動しなくてはいけない場面も多かったという。「日本だったら(冷房の効いた)涼しい車をマネジャーさんが用意してくださってそれに乗って行けるけど、そうもいかないので。僕は小学生のときに事務所に入って、16歳でデビューしちゃったんで、たぶん普通の人が10代、20代より甘やかされてきたというか、あんまり苦しまなかったのかなとか思っちゃって。それが結構コンブレックスで、この1年半で『俺もつらかったんだぜ』ってことじゃないんだけど、そういう経験をしてみたかったところもありました」
参加したオーディションには「9割以上落選した」と明かし、この経験を「就職活動的な感じだった」という。「地元の友達に久しぶりに会ったときに、就活でどういうところを受けて、大変だったという話を聞いて、すごく共感できた瞬間があってうれしかった」と話した。
番組について、「あまりなじみのない世界のドキュメンタリーになると思いますが、ちょっとでもこの世界のことを知ってもらいたい、という気持ちがあるので、見てもらえたらうれしい」と呼びかけた。