「徹子の部屋」に出演した藤井風さん=テレビ朝日提供
シンガー・ソングライターの藤井風さんが、9月8日放送の黒柳徹子さんの長寿番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に初出演した。岡山県里庄町出身の藤井さん。家庭環境や両親のこと、上京する際のエピソードなどを語った。
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兄1人、姉2人の4人きょうだいの末っ子として育った藤井さん。3歳からピアノをはじめ、幼稚園に行っている時間以外はすべてピアノを弾いていたとか。父が音楽に対してすごく熱心な人で、子どもに音楽をやらせたがったといい、「(ピアノを弾いているときに)みんな遊んでいるのにな、と思うときはありましたけど、ピアノ自体が嫌になることはなかった」と明かす。
小学校6年生のときに父がSNSに藤井さんの演奏する動画を投稿。「ミュージシャンというのが、お父ちゃんがずっと目指していた夢でもあった。その夢を引き継いだみたいな」と自分の意思で音楽を続けたと語る。父からは「お願いするんじゃなくて(お願い)される方になりなさい」という教えを受け、「求められる人になろう」と努力を重ねた。
20歳で上京する際は号泣したという。「なんでこんなに泣けてくるんだろうと。やっぱり親が大好きなので、親と離れるのが寂しかった。あと地元のみんなも」と振り返った。今でも毎日のように電話で家族と話していると語る。
いまや世界をツアーで回る人気者に。特にフランスでのライブは盛り上がったという。ベジタリアンで、現地での食事には困らなかったとか。自炊もしているそうで納豆にキムチを入れて食べ、厚揚げをトースターで焼いて食べたりもしていると語った。
スタジオでは、徹子さんの求めで自身の曲や「いい日旅立ち」「ルビーの指環」などをキーボードで弾き語りした。
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