映画「君が最後に遺した歌」の場面写真(C)2026「君が最後に遺した歌」製作委員会
モデルで俳優の「めるる」こと生見愛瑠(ぬくみ・める)さんが、人気グループ「なにわ男子」の道枝駿佑さん主演の映画「君が最後に遺した歌」(三木孝浩監督、2026年3月20日公開)でヒロインを務めることが9月11日、明らかになった。生見さんと道枝さんは初共演で、道枝さんは同作が初の単独主演映画になる。生見さんは歌とギターに初挑戦した。
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道枝さんと福本莉子さんがダブル主演を務めた映画「今夜、世界からこの恋が消えても」(通称セカコイ、2022年公開)の三木監督、音楽の亀田誠治さん、原作の一条岬さんが再集結した通称「君歌(きみうた)」。詩作が密かな趣味の主人公・水嶋春人(道枝さん)が、文字の読み書きをすることが難しい「発達性ディスレクシア」を抱えながらも歌唱と作曲の才能を持つヒロイン・遠坂綾音(生見さん)と出会ったことで、彼の平凡な人生計画は大きく変わりはじめる。“歌をつくる”時間を共にしながら、恋心を抱くも才能に翻弄(ほんろう)され、それでも互いをいとおしむ2人の、およそ10年にわたるラブストーリー。
生見さんは、音楽プロデューサーの亀田さんバックアップのもと、およそ1年にも渡るボイストレーニングとギターレッスンに取り組み、今作で歌唱とギターを初披露する。「新しいことに挑戦するとワクワクするタイプなので、全力で挑んでいます」と明かし、「本作を大切に思っているこの熱意や思いがスクリーンを通して、みなさんに伝わるといいなと思っています」とコメントした。
同日、ティザームービーも解禁された。高校の校舎内に響き渡る、綾音の透き通ったハミング。その歌声にひき寄せられた春人に、綾音が一言語りかけるという、2人の運命を暗示させる世界観が凝縮されている。
◇道枝駿佑さんのコメント
「セカコイ」チームの皆さんと一緒に再び作品を作ることができるのは、率直にうれしかったですし、すごく光栄です。
久しぶりの三木組で、「セカコイ」の時よりも成長した姿を見せられるのかという不安と緊張はありましたが、撮影前に、三木監督から「楽しんで演じてください」という温かいお手紙をいただき、少し落ち着いて現場に臨めるようになりました。セカコイが10代に演じた最初で最後の主演映画で、君歌が20代最初の主演映画になりました。同じチームでその節目を迎えられることに熱が入っています。
この作品は僕自身にとって新しい挑戦がたくさん詰まった作品です。
そして、本作を彩る“音楽”も僕自身触れる機会がすごく多く、人生に無くてはならないものだとも思っています。
音楽のように、詩のように、この美しい物語を、熱意をもって紡いでいくことができたらいいなと思います。
◇生見愛瑠さんのコメント
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」など、大好きな作品を多く手掛けられている三木監督の作品に参加できると伺った際は、本当にうれしかったです。
歌やギターなど音楽に関する部分は、ほぼ初めての挑戦だったのでドキドキする気持ちもありましたが、新しいことに挑戦するとワクワクするタイプなので、約1年間、スペシャルな先生たちのもとで歌やギターの練習をし、すでに思い入れがとても強い作品です。
私は準備期間がすごく長く、ずっとこの作品のことを考えて生活していて、早く綾音になりたいと思っていました。
また、演じる綾音は私と何か少し似ている部分を持っている女の子だと思っています。
監督からは「あまり作り込まず、音楽のような芝居をして欲しい」と言われて、今その感覚を肌で感じています。
私自身、とても気合いが入っていますし、本作を大切に思っているこの熱意や思いがスクリーンを通して、みなさんに伝わるといいなと思っています。
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