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俳優の柴田理恵さんが、9月17日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。今年1月に95歳で亡くなった母・須美子さんの着物で出演し、思い出を語った。
着物について「エビの模様なので……めでたいので作ったんじゃないかなと思います」と話し、「帯は習っていた踊りの先生の帯なんです。その方も今年お亡くなりになりまして。先生からいろいろいただいて」と明かした。着物は「なるべく自分で折を見て着るようにしています。着ないと忘れちゃうから。ちゃんと着ようと思って」と語った。
母は「元気のいい人で、やんちゃな人でした」と語った柴田さん。54歳まで小学校の教員を務め、90歳まで“お茶の先生”として小学校や保育所に出向いた。「お別れの会」には教え子や近所の人など大勢が参列したという。
今は食卓に母の写真を飾り、毎日、母親を思って「生きていたときよりも思い出すかもしれないです」と語る。
母は最期まで目標を持ち、努力を続ける人生を送った。「目の前にやりたいことの“ニンジン”をぶら下げると、一生懸命走る人。そういうところすごいなと思います」「人間って年をとってきたら、『私もこれでいいや』『疲れちゃったからこれでゆっくりしたいわ』となるんじゃないかと思っていたんです。でも、うちのお母さんはそういうところがなかった。次はあれをしたい、次はそれをするために今、頑張らないと、という人だった。そういう(母親のような)人生を送るということが人として正しいと思いました」と思いを明かした。